「再び世界一へ」などと一生懸命煽ってますが…

女子ワールドカップ予選を兼ねた、女子アジアカップが今週末に近づいてきて、昨日は長崎でのテストマッチというか壮行試合。4年前の女子アジアカップは地上波はテレビ朝日、NHK-BSでも同時中継して、たいへん高い数字(視聴率)を叩き出していたが、テレビ朝日は一生懸命煽ってますなぁ。まるで今回はテレビ朝日だけの中継かのようだが、ちゃんと(?)普通にNHK-BSでも中継するんだな。ま、前回大会のような数字は到底見込めませんがな。それだけにテレビ朝日の煽りの必死感がイタイくらいだ。

「世界一」なんてありえない状況。そもそも「世界一」って表現が稚拙。世界チャンピオン(ワールドチャンピオン)ということで(世界チャンピオンが)イイんだけどなぁ。それが国際的に普通の表現でしょ。
昨日のガーナを迎えてのテストマッチだが、ガーナも本来はもっとやるんだろうが、いかんせんお気楽な練習試合モードで、大量得点で前振りとしてはよかったんじゃないか、、、ということではあるが、我々からするとちょっとシラケる。ただま、先月のアルガルベカップの時よりは当然にいろいろ整理してきていて、4-4-2のフォーメーションではあるが、2トップの一角の岩渕が割と降りてきて、2列め左の増矢が高い位置へ入り込むという形ができていたり。中盤底2枚の阪口がだいぶコンディションを上げてきていたり、もう1枚の隅田が、この相手ではあるが最前線へ顔を出す積極性も見せたり、イイ部分もいろいろあったんじゃないか。増矢のところには長谷川が入ったりもするんだろうが、長谷川の方がゴールを狙う意識は高いように思うが、スルーパスのセンスは増矢の方がイイかもしれない。
後半途中から川澄が右サイドに入ったが、さすがにアメリカでプレーしているだけあってパスやクロスは速くパワフルで、素晴らしく速いピンポイントのクロスを中央の岩渕の頭に文字どおり(合わせたというより)当てたんだが、岩渕は合わせ損ね、、、その後も左からの菅澤のこれも山なりだが速いクロスも岩渕はヘッドをし損ねて、ヘタ過ぎ。とてもプロとは思えん。かつてFIFAから「マナドーナ」と呼ばれた選手がこれじゃイカンですよ。
大・大・大昔のある試合で、延長戦に入って左サイドを縦に突破して左足で我ながらいいクロス(相手ゴールキーパーが飛び出しても触れないボール)を送り、ゴール正面(…あとで聞いたらホント正面だったらしい)でフリーなのにゴール右にショボくゲンナリと外してくれた味方、、、っていう光景を思い出しましたよ。ウン十年前の記憶…

ちなみに、テレビ朝日はワールドカップ最終予選と一生懸命連呼しているが、女子アジアカップですからね。ワールドカップを兼ねてる、、、ということです。ワールドカップ最終予選と言えば、数字が上がると一生懸命だよな。

ところで、この試合は長崎というか長崎県諫早で行われたんだが、このスタジアムは今シーズンJ1初昇格したV・ファーレン長崎のホームスタジアム。そのことなんて、ひとっ言も口にしなかったな。ホントにひとっ言も。そういうことじゃダメだろう。日本サッカー協会もJリーグも、指導しなさいよ。

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