華々しいゴールの応酬だったが、その守備はというと…

スカパーの先月の「Jリーグラボ」を1ヶ月遅れで視聴したんだが、この回は、いわきFCの代表である大倉智氏がゲスト。先日の天皇杯2回戦でコンサドーレ札幌を延長戦で下して注目が集まっているクラブだが、たいへん興味深くお話を聞かせていただいた。現在のJリーグのクラブは将来ビジョンを描きづらい現状にあること、所属選手については「日本のフィジカルスタンダードを変える」というテーマというかキャッチフレーズを掲げている点も、どういう風に展開していくのか関心がもたれるところ。トレーニングの多くをフィジカルトレーニングに費やしているという話も聞きますが。

ま、このブログでも書かせていただいてるように、日本のフットボールはフィジカルを軽視であったり誤った概念であったりすることがいまだに多く、また、フィジカルというとパワー系とだけしか想起できない部分も問題だったりするわけで。
そういうような面では、個の力か組織か…的な話もいまだに出てきたりすることとも似ている気がしたり。そのどっちか、、、ではないわけで。個を前に出せば組織の方が、、、実は組織というよりも、フットボールの基本というか基礎の動き方なりチーム(あるいはグループ)としての形成力というか、当然備わっているはずのベイシックなモノが、ジュニアユースの頃から醸成されてない(そこはリテラシーとしてもたせてやれてない)というようなこと。
ちょうど昨夜のJ1の浦和レッズVSサンフレッチェ広島の一戦などでは、2-0が2-3になり、最後は関根の5人抜きだか6人抜きだかの単独ドリブリングからのゴールで4-3と、エキサイティングな展開ではあったんだが、全てのゴール(…と言ってよいと思うが)バイタルの守備はもちろん、最終ラインの寄せやカバーやスライドといった基礎・基本がまったくといってよいほど実行、体現できてなくてのゴールの山、、、という。チームとして守備(および守備組織)の指導ができてない…とおっしゃる向きもおられるが、それはまったくその通りなんだけど、プロの選手たちがああいう無残な守備を(しかも何度も)してしまってよいんですかね…的な感想を漏らしてしまうんだけどなぁ。。。

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