ハリルホジッチがやりたいのはこういうフットボールか(?)と思えたりした、コンフェデのセミファイナル、ポルトガルVSチリ。

120分を戦ってもスコアレスで、結局PK戦で勝ち上がりを決めたコンフェデレーションズカップのセミファイナル、ポルトガルVSチリ。120分間スコアレスといっても、まったく退屈もせず、どちらも攻守の切り替えがピッチ上の全選手において素早く、惜しいゴールチャンスも数多く、見どころ満載の試合だったかと。

フォーメーションは、ポルトガルはいつもの4-4-2だったが、チリは中盤ダイヤモンド型の4-4-2とのことだが(NHKの実況では何度も繰り返し紹介してたが)ビルドアップの時はサイドバック(ウイングバック??)が同時に高い位置を取り、最終ラインは最近流行の3-4-3のようにピッチ幅いっぱいに3枚が開くという形。見ようによっては3バックのシステムかと思えるような。
両チームとも最終ラインはやや深めだが、相手が攻撃に転じると人数をかけたプレスバックが速く、ボールを奪い返したら縦に速い攻撃、サイドに付けてからの速い攻撃…フィニッシュまであまり手数をかけず…という、まるでハリルホジッチがやりたいのはこういう感じですか的なフットボールというか戦術というか。そうだとしたら、これはまだ日本人(日本ナショナルチーム)には無理というか難しいんじゃないか。そんな印象も抱きつつ視させていただいた。

ま、私的には、中盤でゲームメイカー(もしくはプレーメイカー)が攻撃の構成を司るフットボールが好みというわけでは全然ないにしても、それでも、今回のコンフェデはどのチームも、中盤の構成力、イマジネーション、中盤からの創造性があまり感じられず(そこを重視なりベースにすることをしないフットボールで)その部分ではやや物足らない感があったりもするんですけどね。だからといって、フットボールがつまらないとかいうことではないですよ。好みの観点とでもいうもの。

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