いつもこれくらいのターンオーバーが見られたら…

今夜(日本時間22:00)ワールドカップ2次予選、アウェイでのシリア戦。オマーン開催だが気温が非常に高いそうで。さて、どういう試合になりますやら。
私以外にもそう思っている方がおられるようだが、昨年(2014年初め)以降、今日まで、実は最もパフォーマンスがよかったのはアギーレ監督のチームじゃないかと思えるのはナイショだ。今年1月のアジアカップでベスト8で敗退(PK戦負け)したことで、なんかアジアでも負けて(負けるようになってしまって)…的な空気になってるが、試合内容を見てモノを語らんのかね、と思いますね。

昨夜はナビスコカップのセミファイナル1stレグ。アルビレックス新潟VSガンバ大阪を見させていただいたが、ガンバ大阪は代表に4人呼ばれている上に、遠藤と今野も休ませてターンオーバー…と言えるのかどうか微妙だが(単に選手が居ないからじゃないか、と言えるが)大体において日本は、カップ戦でもスタメンをあまり変えないという慣習が(今さらベストメンバー規定なるものがあったことを取り上げるつもりはないが)根強いと思われ、4人も代表に呼ばれているからでなくても、これくらいのターンオーバーするようになって本物だろうと常々思ってんだが。実際、ガンバ大阪がそういうスタメンであっても、アルビレックス新潟をクオリティで上回ってるし。試合結果の方はともかく。二川の相変わらずのいいプレーを楽しませていただいた。先制ゴールに繋がった藤春のクロスを引き出した場面も素晴らしかったし、それ以外にもいいプレーが随所にあったんだが、先制した直後に同点ゴールを山本康裕に決められた場面では、ペナルティエリア内右で後方からのボールを受けた山本へチェックに行ったが、右アウトで戻し気味にトラップ、左足でターン、、、に完全にやられてしまって、右斜めから叩き込まれたシーンは、あそこで二川に行かせちゃイカンだろう…っていう辺りも含めて、いやいや見所満載だったよ。
しかし、アルビレックス新潟はすっかり山本康裕がポイントゲッターだな、最近。
この試合をスタジアムへ観戦に行った方々にとっては、一発レッドを出されてドローに持ち込むのが精一杯かという雰囲気のロスタイムに、まんまとゴールを奪って勝っちゃったという実に熱狂の結末だったんじゃないか。2ndレグはともかくとして。

ところで賭博問題に関して、Jリーグのチェアマンはなんともおとなしいというか、まるでナントカシンドロームの世代の人間のようなコメントしか出してないようでガッカリしたんだが、日本サッカー協会の原専務理事は、不正撲滅へサッカー界が先陣切る…とかみたいな威勢のいいコメントをしたそうで。細かいことはちょっと置いといて、いやいや結構なんじゃないですかね。これくらい言わなきゃ(言うようでないと)ダメだろう、日本のフットボール界は。もうそれだけの存在なんであり、そういう自覚をもたないと。あー、ま、もしかして日本サッカー協会の会長職を狙ってるから、それでもっての威勢のよさだったのかもしれないが。

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