アジアカップに呼ぶ…んだよなぁ。

ちょうど来年1月のアジアカップに海外クラブでプレーする選手たちを呼ぶんかいな、みたいな話が出始めたところでの週末の各国リーグ戦。その中、本田圭佑が日本代表から戻ってきた直後の試合で2ゴールで、これは驚いた。

これまで今シーズンのセリエAで(まだ序盤ではあるが)ゴールランキング1位という話題が出ていただけれども、私はそのことについては何も触れなかったんだが、日本時間昨夜の2ゴールはさすがに驚いた次第。3トップの右からゴールを奪うタイミングが、かなり掴めているようで。ただ、相手がヴェローナなんでね、ユベントスとかミラノダービーとか、そういう試合でゴールを是非決めて欲しいんだが…それじゃないと評価は高まらないんで。
ともあれ、なんでミランではこういう風にゴールできるのに日本代表ではできないかっていうと、フィニッシュに直結するボールを出す味方が居ないことが大きい。今のミランも攻撃の組み立てがタイガイなんだが、昨夜はエルシャーラウィがそこを(組み立てというよりもドリブルとキープという個人能力だと思うが)やってくれていたんで、本田がフィニッシャーになることができた。ま、これで本田は相変わらずゴールランキング1位(1位タイ)だ。どこまでゴール数を伸ばせるかわからないが、なにも得点王なんか望んでないんで、シーズンを通してコンスタントに数字を残せることを願ってます。
という中で、1月のアジアカップだよ。ファイナルまで進めば、セリエは5試合出られないことになるんだったと思う。これは大きい。単に5試合出られないだけじゃない。その間にポジションを失う可能性も少なくない。ブンデスリーガの方は、ウインターブレイクが長いんで、ファイナルへ進出しても1試合程度のロストで終われるようだが、それでも、その間ハードな試合スケジュールをこなしてクラブに戻るんだし、その間、チームを離れているんだから問題ないということにはならない。アジアカップにはコンフェデレーションズカップ出場権もかかっているんで優勝すべし…という意見がフットボールフリークの皆さんの中にも多いと思うが、、、確かにコンフェデに出場すれば、ワールドカップのプレ大会の位置づけなんでワールドカップ本番のシミュレーションになるというが、でもさ、あんまりそれ、これまでワールドカップ本大会に好影響があったかどうかは、わからんよ。2006年も2014年も。他の要素が大きいんで、単純にそう言うわけにはいかないが。もっとも今後、インターナショナルAマッチデイに強化マッチが組みにくくなるんで、その点は確かにいい機会にはなるわけだが。
ぶっちゃけ言わせてもらうと、海外クラブ所属の選手は、出場機会がやや少ない選手を除いて、呼ばない方がいいと私は思ってます。優勝を狙わなくてもいいってことじゃなく、それ以外の選手たちで優勝を狙うんだよ。そもそも、海外クラブでプレーする選手は最後の(強力な)ピース…くらいでないと。
でも、ごく当たり前のように何にでも呼ぶ日本サッカー協会。。。選手がかわいそうだよ。

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