ギリシャはグループステージ突破。

日本は無用なPKを与えて失点したが、前半終了間際に追いついて、ところが後半始まってすぐの2失点めが痛かった。それと、その後、右からの内田の低いライナー性のクロスを大久保が決められなかったシーン、これがなお痛かった。

2失点めは、コロンビアが後半立ち上がりに2枚替えてきて、ロドリゲスを捕まえられないうちに、日本の左サイドでフリーでボールを持たれているところにプレッシャーに誰も行かず、ここはテレビ朝日の実況中継で松木氏が声を張り上げたがそのとおりで、そこから中央に展開されて繋がれて失点。こんなことをしてちゃイカンよね。
スコアは1-4という惨敗。しかも1-3となったところでゴールキーパーを交替するという、2006年大会のブラジル戦と同じ全くの屈辱。スコアもあの時と同じ。今大会、多くの方々が2006年と同じ感を漏らしておられたが、最後の最後に全くそうなってしまいましたね。ま、何点取られてもグループステージ敗退なんで、そこで点を取りに攻めて行くしかなかったんでカウンター食らうのは仕方ない。それでもね、、、というのはあるが。だが、ギリシャはコートジボワールに勝ったぞ。だからギリシャが2位となって突破だ。せっかくギリシャがコートジボワールに勝ったんで、日本がこの試合に1点差でも勝ってれば、日本が突破できた。

香川は、いいプレーもあったが、交替で下がる前の左からのシュートを枠に飛ばせないようでは…それと、こういうゴツゴツしたスペースのない試合展開で、どう、どこで自分がボールを受けるのかというあたりがクラスアップしないことには、ドルトムントでスーパーだったということで終わってしまう。国際的には高い評価は得ているとはいえ、このままの香川なら、次のワールドカップでもスーパーサブでの出番はあるかもしれないが、スターターにはなれない。スターターで使う監督じゃないと、日本代表チームの監督を頼まないのかもしれないが。そういう点では岡崎は、技術がないとかヘタクソとかいっつも書いていて申し訳ないが、それでも何かやる。この試合でも見事なヘッドでゴールを決めた。ああいう泥臭い(日本人の多くは泥臭いのがやたらと好きだが、それと同じ感覚で言うのではないが)というか、戦う選手でないと、少なくともワールドカップ本大会では無理だろ。どんなに高い技術とテクニックがあっても。
いずれにしても、ワールドカップ本大会ではフィジカルコンディションをアップさせた準備をしないことには、そういう選手を中心に構成しないことには、これからもいくら日本らしい攻撃や創造性を磨こうとも、難しいだろうな。海外クラブの選手には大会前に時間がないないなら、国内でプレーしている選手にはそこまでやるとか。日本らしいサッカーとか言っても、ワールドカップ本大会においては、そこからの最後の上積みを真剣に考えないと。そこがアジアの国においてはフィジカル系しかないんじゃないかと。
それとは別に、センターバックを育てようね。幸い、若い選手が何人か出てきている。足元の技術もあって、スピードもあって、身長のあるセンターバックが4人くらいは必要だろう。
今大会、研究されて分析されるようになったということは、1つステージは上がったとは思う。以前はそんなもん、されてもなかったでしょ。それだけアウトサイダー扱いだったわけで。だからここからまた這い上がらないといけない。ただし、日本サッカー協会もちゃんと始末はつけてもらいたい。コメントも出すとか。世間に対してガッカリ感を放置していちゃイカンと思うよ。
スペイン、イングランド、イタリアもグループステージ敗退するのがワールドカップ。

| trackback (0) |

この記事のトラックバックURL

http://www.ladyweb.org/people/koh/blog/tb.php/1484

トラックバック

▲ページのトップへ

CALENDAR

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

<<前月 2024年11月 次月>>

New Entries

Back Number

これ以前の記事はこちらから

Recent Trackback

Profile

▲ページのトップへ