西が丘でやってたんだ…

金曜日夜と昨夜の「なでしこ」のアジアカップの地上波TV中継の視聴率は、NHK-BSでも同時ライブ中継があった中、対戦相手にネーム・バリューがないにもかかわらず両試合とも初戦より3ポイントほど伸ばしたようで、なかなかの数字。アルガルベカップとかテストマッチの視聴率はあまり出なくなったが、それでもこの数字は、肝心な試合と大事な試合とを一般視聴者も理解したんじゃないかっていう意見があるが、まぁそうだろうな。どっかの方面がいくら足を引っ張ろうと、相変わらず優良コンテンツだな。

日本経済新聞朝刊に、ワールドカップに臨む日本代表とザッケローニのビジョンめいた記事の連載が始まったようだが、少なくとも第1回めはなかなかいい記事じゃないだろうか。一般にもわかりやすく、明快で。まぁできればフットボールの内容的な部分を(フットボールの内容的なところから一般に興味深く読んで知ってもらえる内容まで)踏み込んでくれたりすると、なお面白いしイイと思うんだけど。でもそこまではやんないだろうけどな…だけど、そこは欠けてるところだろう。一般視聴者や一般読者には、専門的な知識や観点は難しいとか敬遠されるとか言って。でもそうじゃあないと思うし、いつまでもそんなこと言ってるから、お互い進化しないんじゃないか。この国の旧メディアが大好きな、そしてまるで臆病かのようにそこに閉じこもって、いつまでも出て来ない(出て行かない)んだが、いわゆる(人の)「思い(想い)を伝える」という枠内だけでは、ね。インターネット時代になってむしろ、一般ピープルの方が旧メディアよりも先に行ってるんじゃないかね。

ところで、いわゆるヨーロッパ組が合同自主トレやってるとかいう話だが、たまたまどっかでその模様の映像を見たんだが、西が丘でやってたんだな。昨日は日曜日で、観客も入れていたようだが(毎日観客を入れてたのかどうかは知らん。昨日だけなのかもしれない…)めちゃ楽しそう…とかいう声も耳に入ってきているが、まぁファンサービスも必要なことだから否定はしないが、なんか、2006年のワールドカップの前の国内合宿を思い出すんだが。あの時は当時のそうそうたるスター選手たちがいて、Jヴィレッジに観客というか見物というかギャラリーを入れちゃって、その大観衆の見守る中でハードなフィジカルトレーニングをやってたんだが、その光景に非常に違和感をもったもの。そんな環境じゃぁ本当のトレーニングにはならんだろ、ってば。
今回のヨーロッパ組の合同自主トレは、全選手召集の合宿ではないので、同列に語るべきではないけれども、それでもちょっとね、失望の2006年を思い出してしまったというわけ。
で、西が丘での自主トレは多分今日まで。壮行試合が5月27日にあるが、その前に25日に代々木競技場第一体育館で開催される「壮行会」って何?? 何やるんだろうねぇ…しかもチケット有料でとっとと完売だし。人気があるのはたいへん結構だが。

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