朝日新聞にJ1大会方式変更案の整理表掲載。

今朝の朝日新聞に、Jリーグがやりたくて仕方がない大会方式変更案が整理された形で掲載されている。朝日新聞の整理によると、現状4案だそうで。

通年のリーグ戦で行くべき(他にやれることがある)という意見のクラブもある中で、現状の通年のリーグ戦のままだと大幅な改革は望めないという考えが「Jリーグ首脳」の中にはあることも触れている。だから、その「Jリーグ首脳」って誰?? その改革が逆効果だったら、どうするんだ?? そこまで(その場合の対処まで)示したらどうだ。それなら話を聞こうっていう気にもなる。そこを素っ飛ばしておいて、上手く行かなかった時の責任も負わないで、どこの役所かよ…って感じだ。責任を負うということは、単に辞めるとかいうことではなく、軌道修正も見越しておくということなんじゃないのか。そういうことで我々民間企業はやってる。イチかバチか、のるかそるか、っていうギャンブルは間違いだ。

ちなみに朝日新聞のその記事では、観客が毎年減少しているという文章から始まるが、だから、確かに減少傾向にはあるってば…だけど、Jリーグという公益社団法人がどれほどの予算規模の組織なのか、昇格・降格制度のある中で平均観客数は伸びにくいこととか、そういうことは全く触れてない。これじゃ、何故か毎年観客が増えていることになっている(お手盛りの数字だ)プロ野球はビジネスとしてよくて、Jリーグはダメみたいじゃないか。この日本で新たに誕生したプロスポーツとして20年間もジリ貧ではなく続いてきたものなんて、歴史的にJリーグしかないぞ。プロ野球だって相当に紆余曲折があったじゃないか。そういうポジティブな評価も触れなさいよ、と言いたい。相変わらず、Jリーグの足を引っ張りたいんだな、旧来メディア。さすがにフットボール(サッカー)自体の足はもう引っ張れないか。世間が考えてるよりもはるかに、子ども世代ではサッカーだしな。
ところで、相当なフットボールフリークの方のコラムというかブログでも、時折、日本のスポーツ界をリードしてきたのはやはり野球…というような記述を目にすることがある。この記述には強い違和感を覚えるなぁ、、、スポーツ界じゃないでしょ、スポーツ興行でしょ。日本のスポーツ全体において、日本のスポーツ文化において、国際的にせめぎ合っていく中で、どれほどの貢献をしたというのか。むしろ逆なんじゃないか。それが近年ようやく多くの人々もわかりかけてきたところ、でしょ。そういう点では、旧来メディアしか情報収集手段がなかった時代から、ここ十数年で大きく変わったものだと思う…インターネットの登場(開放)はきわめて大きいエポックだったと言えるだろう。

某一般紙には論説委員なる人の署名で、なんとも視野の狭い、近視眼的な、同人誌的な、特定一競技に関するコラムというか、個人的ないしは単なるファン目線の、(憤りにも似た)はなはだ強く疑問に思う文章が不定期にスポーツ欄に掲載される。私は常々これはおかしいと思っている。一般紙のスポーツ欄に掲載されるものではない。いつまで続くのかと思っているんだが、全然なくならないんだよね。他でやっていただきたい。

コンサドーレ札幌が、ベトナム代表のレコンビンを獲得して、それに伴う波及ビジネスが結構話題になっている。レコンビンは昨日、来日したそうで(実は来日するまで少々心配だったが)スポンサー目的の選手獲得というスキームも、当然あってよいことだろう。そんなことは、国際的にどこでもやってること。日本が著しく立ち遅れているんであって。ただ、日本ではしばしば勘違いしがちになるんだが、仮にスポンサー目的という要素が存在していても、選手に試合に出られる力量がないことにはハナシにならないわけで…
コンサドーレ札幌だって、このようにやっている。地方のクラブも、ちょぉっと、足元だけのことしか見られてなかったりしないか?? 安直に考えてはいないか?? やること、やれることは、たくさん幾らでもあるんじゃないか??

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