こっちには「アグエロ」はいなかった…

昨日朝は、マンチェスター・ダービーは、アグエロの凄いゴールでアウェイのシティが快勝したんだが、ACLでの日本のクラブはそうは行かなかったんだな…

ACL(アジア・チャンピオンズリーグ)の浦和レッズのアウェイ戦。先週ホームで手痛い逆転負けを喫したレッズは、ここはアウェイとはいえ、どうしても勝たなくてはならない一戦。それがおいおい、立ち上がりに幸先よく2点を先取、、、こりゃ行けるぞーと思ったが、後半立ち上がりに失点。皆~んな、完全に怪しい雲行き、絶対追いつかれる…等々、不安感満載。しかし2点アヘッドした後の前半の半ばくらいから既に雲行きは怪しかった。試合運びに問題があるのか、戦術・システムに問題があるのか…それでも後半にビッグチャ~ンス、、、決められない。アグエロとまでは行かなくても、アグエロのスモール版なり劣化版なりのアタッカーでもいれば。。。興梠は決めないヤツで定評(?)があるが、それにしても、、、アグエロの何分の一かでもそういうモノがあれば、、、って、皆~んな思ったぞ。挙句の果てに、ロスタイムに追いつかれてドローだよ。もうちょっと(あえて)グダグダの展開に持ち込んで時間を進めるとか、できないんだろうな。
しかしロスタイムの失点というよりも、決定機に決めてれくれない方の問題だな。アウェイでの戦いってものは、そういうもんだろ。1回か2回のチャンスに前線の選手が決めるか決めないか。。。そういう時にことごとくゴールに沈める日本人選手は、最近見ないなぁ。スター選手でもなく技術力の高い選手でもなく、そういうのとは無関係に、たまに居たんだけどな。
システム的には私なんかが感じるのは、いろいろある中で1つあげるなら、2ボランチ(2人の中盤底)の戦術的縛りがどうなんだろうって思うんだが。ああいう中盤底と最終ライン(3枚)のやり方だと、アジアでは勝てないんじゃないか。Jリーグではそこそこ勝てる(現在リーグ2位)のが不思議だ。

これで浦和レッズはグループリーグ突破が非常に難しくなった。残り2戦(ホームとアウェイ各1試合)で連勝するしかない。それでも他の取りこぼしを期待するしかない。でもホームで広州恒大だからなぁ…

柏レイソルは、先週アウェイで6-2と激勝した相手にホームでスコアレスドロー。サスペンションで出場できない選手もいたり、レアンドロ・ドミンゲスも休ませた(ケガなんだが)中で手堅く勝点1ポイント上積みはOKだろう。ところが今朝の某一般紙では、歯車がかみ合わずに勝てず…みたいなネガティブな論調。だからさ、アウェイで粉砕してんだから無理せずドローでOKでしょうが。そうでなくてもグループ1位を快走してんだから。順位争いが厳しい状況ならいざ知らず。この辺からも、日本のメディアのレベルが知れてしまうんだなぁ。

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