今日からワールドカップ最終予選。

来年の6月まで続く全8戦。長い。日本人にはまだ集中開催の馴染みが強い向きも多いことだろうが、通常の国内リーグなら何やらと並行進行しながら戦い進んで行く、これが総合力を競うカタチなんだ。

総合力というのは、その国のフットボールの総合力であり、その国自体の総合力であったり、そういうこと。私自身もワールドカップ予選の思い出というか、辛さや喜びや、いろんなことをいっつも思い出す。そういう意味でも、ワールドカップ予選を積み重ねることによって選手も協会も見る方も、レベルやクラスが上がっていくんだと思われる。
ホームで迎える日本の初戦だが、相当苦労するだろうな。初戦の重圧というものが並大抵ではないことはっもうよく知っている。ま、どういうリザルトになっても一喜一憂しないこと。
キックオフは19:30なのに、地上波のテレビ朝日は18時から番組をスタートさせる。しかも「事前番組」ということで番組を分けずに。NHK-BSも18時からのようだ。BSはどれくらいそういうことを考えているか知らないが、民放地上波はそんなに数字(視聴率)を稼ぎたいか…事前番組でもかなり数字が取れるという目算なのか。それとも事前番組で数字を下げようというのか。どっちすか?? 2002年のワールドカップで、ロシア戦が行われたあの日も日曜日の夜だったが、その試合を中継したフジTVは試合終了後も番組を切らずに(別番組しないで)中継を続けたたために、視聴率が歴代1位にならなかった(CMスポンサー料を高く儲けたかった??)ということもあった。試合終了後はそりゃ急速に数字下がるでしょ。
もちろん「我々のチーム」の行方が気になるわけだが、他のチームの結果や内容、他のもう1つのグループの動向もたいへん関心がある。アジアサッカー連盟とTV放映権の独占契約をしているテレビ朝日は、日本戦だけでなく、ちょっとはアイディアをひねり出してこの最終予選をダイナミズムをもって伝えられないのかね。

昨日は(J1は中断中なので)J2の試合が行われたのが、私が見た試合はどれも面白かったけれども、試合終盤で同点の展開で互いゴールをめざして激しく攻め合う試合…そのアグレッシブさや体力・気力は賞賛されるものだけど、やっぱりイマジネーションとかアイディアとかそういうものが日本のクラブチームには足らないかなぁなどと感じつつ。あそこで相手のミスをつけ込むのではなくマウスをこじ開けあえるようになれば、ACL(アジア・チャンピオンズリーグ)などの戦いも変わってくるんだろうに。それと実況中継も。熱い実況で好感は持てるのだが、そこでも相変わらず運動量とかしか言えないんだなぁ。そういう部分だけではなぁ。
松本山雅VSヴァンフォーレ甲府は1万2000超の観客発表だったのだが、TVで見る限りではもっと入っているように思えたんだが、メインスタンドが空いてんのかと思わざるをえなかったんだが、やっぱりそうらしい。チケットの価格設定はたいへん難しい問題であって、観客数を伸ばすのか収益に軸足を置くのか、その辺もクラブのマネジメントといえばそうだし、そういう方針の開示もどのようにやるのかということも。

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