ロンドン・オリンピックのOA。

オリンピック代表については拘束力がなかったのだが、FIFAがクラブは拒否できないとの通達を出したということだが、どれくらいオーバーエイジ(OA)が使われるのだろう。フットボール・ネーションでは、あんまり使われないんじゃないか。それは選手を大事にしたいから。

で、日本はどうするんだろってことだが、早速OA枠を使うことは難しいっぽい発言が出始めているようで、日本にありがちな観測気球なんだか(その結論を出すための)環境づくりなんだか知らないが、私は使うべきと思ってる。もちろん、Jリーグもあり、フル代表のワールドカップ最終予選もあり、という中で選手を酷使するわけにはいかない。それに、海外クラブでプレーする選手にとっては、チームの中心的存在であろうとなかろうと、あるいは来シーズン(2012-13シーズン)に移籍加入する選手(例えば、清武にはその噂がある)にとっては、オリンピック期間とチームづくりの時期が重なるので、クラブに専念させてあげたい。なので、OAで呼ぶ選手は、Jリーグでプレーする選手で、フル代表でもまだレギュラーではない選手で、国際試合の経験がやや少ない選手を、ということ。
フットボール・ネーションでは、前のオリンピックの一番下の世代をOAに使うとか、そんな感じの基本方針があるんではなかったか。日本でもそういうのはどうだろうか。ま、ヨーロッパの場合は、(4年ごとではなく)2年ごとに開催されるU-21ヨーロッパ選手権との兼ね合い(チーム構成上の問題)があるからなんだろうが、それでも結果的にOAを上手く使うことになっている。日本でもその世代にもよい選手がたくさんいるし、いきなりフル代表では難しいかもしれないが、ナショナルチームの国際試合でのプレーやパフォーマンスを見てみたい選手がたくさんいる。日本はオリンピック神話が強いのはわかった上で、それでもフットボールはもうオリンピックを視野に大きく置く段階ではなくなった(経験を積む場と位置づければよい)という意見がフットボール・フリークの中には結構あることも承知しているし、私もオリンピックがそこまで大事だとは思っていないが、出場するからには可能なメンバーで最善の戦果をあげるようにトライしないと、大した経験にもならないて終わってしまう。
そもそも、補強ポイントがたくさんありすぎだろ。一番の補強箇所は監督とコーチングスタッフなんだけどな。そこは何の違和感もなくそのままのようだから、、、つくづく、そこって何だかなぁって感じだよ。

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