ヨーロッパリーグ、鎌田とフランクフルトがバルセロナと対戦。

「金J」がないのは寂しい…って声もあるゾ。
そもそも「金J」だって、やったりやらなかったり…っていうのは、どうなんだ。やるなら基本的に毎週やりましょうよ。
J1がミッドウイーク(水曜日)に試合をしていて金曜日に試合を入れたくっていうなら、J2で「金J」やったっていいだろ、、、っていう意見も、もっともなところだ。

さて、ヨーロッパリーグのクオーターファイナル1stレグ。フランクフルトのホームで行われたフランクフルトVSバルセロナ。
いやいや、チャンピオンズリーグからヨーロッパリーグに回って来たバルセロナだが、最近好調。そりゃ日本人ですから、鎌田がバルサにどういうプレーを見せるのか、気になりますがな。
鎌田は1トップ・2シャドーの一角(2シャドー左)でスタメン。
序盤、早々に左サイドを縦に切れ込んで左足でクロス、、、という見め場を作る。
その後もなかなかに技術を発揮して、味方が付ける強いボールをピタリとトラップし、バルサの厳しい寄せにも動じず、パスも巧みに左右に縦にと繰り出し、悪くないパフォーマンス。

前半終わり頃には、左サイドでペドリの寄せを素晴らしいターンで交わして前へ運んだシーンは十分に見所。
後半にも、カウンターで後方から前線への浮き球を右アウトでトラップしてターンして、左の味方へはたいたプレーも、思わず声が出た。
この試合を観戦したスペインのサポーターからも、かなりの高評価の模様で。
後で知ったんだが、前日会見でバルセロナのシャビ監督が、鎌田をキープレーヤーとして挙げていたらしい。

この鎌田をワールドカップ本大会のメンバーに入れないのか…という点で議論が沸き起こりそうだ。いや、そういう議論はどんどん起こるべき。
実際、アジア最終予選ではさっぱり呼ばれなくなったんだが、4-3-3フォーメーションだと鎌田の置き所が無い…などという指摘も多く見るが、本大会には必要な場面があるんじゃないか??

ただ、鎌田もパスを繰り出すだけでなく、フィニッシュを狙うプレーをもっとやって欲しいけどな。
試合の方は1-1でタイムアップ。来週のバルセロナのホームでの2ndレグに勝負は移る。アウェイでも鎌田には是非とも際立つプレーをお願いしたい。

なお、この試合でフランクフルトの最大の決定機(逸機)はまだ序盤、右サイドを深くえぐってグラウンダーのクロス、、、中央で鎌田ともう1人の2枚が飛び込んでいたが、クロスは後方から上がってきた選手狙い、、、その狙いもよくわかるが、フリーで放ったシュートはマウスを外してしまった。
これこれ、こういうシーンで遠藤航なのか田中碧なのか守田なのかわからないが、キッチリ叩き込まないとイカンぜよ。

ところで、この試合で先制ゴールを奪った後のフランクフルトだが、反撃を狙うバルセロナがビルドアップを図ろうとしている局面で、3バック+両ウイングバックが下がった5バックのライン、中盤は中盤センターの2枚+シャドーの2枚の4枚でのラインを形成して構えていた。
ああいう試合展開・状況に応じてのシステム変形って、まだまだ日本のチームは少ないよなぁ。

| trackback (0) |

この記事のトラックバックURL

http://www.ladyweb.org/people/koh/blog/tb.php/4330

トラックバック

▲ページのトップへ

CALENDAR

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31    

<<前月 2024年07月 次月>>

Back Number

これ以前の記事はこちらから

Recent Trackback

Profile

▲ページのトップへ