ACL出場クラブ同士の前倒し対戦はモッタイナイ感。

リヴァプールはアタッカー複数にケガということで、現地でも南野のスタメンも一部に噂があったようだが、なんてこたぁない、、、ベンチで90分過ごすことに。
南野が入り込む余地は全く無いようなリヴァプールの攻撃力(笑)
ディフェンダーのマティブまでが持ち上がって、リターンを受けて浮かしたあんなテクニカルなゴールを決めるんだから(苦笑)南野より技術があるし。。。

さて、昨日はACL出場クラブ同士の前倒し開催があり、横浜F・マリノスが川崎フロンターレにホームで先制されたものの4ゴール奪って逆転、昨シーズン最少失点(1試合平均1失点弱)のフロンターレを粉砕。フロンターレは逆転負けは4年ぶりなんだそうだ。
ま、開幕戦を見た範囲でも、フロンターレは勝点3ポイント獲得しF・マリノスは最終盤に追いつかれてドローで2ポイントをロストしたんだが、まず中盤の攻防(優劣)からして予想どおりではあった。
それでもフロンターレは15分あたりからイイ攻撃を作り始め、2度の決定機を経て30分過ぎに先制したのは、まぁ流石と言ってよいかもしれない。スーパーカップと開幕戦に出場できなかった橘田が、キックオフ直後は大丈夫か~というパフォーマンスだったが、すぐにフィットして昨シーズン終盤のようなゴールに繋がるプレーを出し始めた。
ただ、後半に入ると早い時間帯にF・マリノスが連続3ゴールで逆転。

何年も前から放置しているフロンターレの左サイドバックの守備の脆弱さをモロにさらけ出させた形のF・マリノスだったが、そこにいつまで経っても手を付けないフロンターレの不思議ポイントではあったわけで。
その直前にF・マリノスは中盤底の1枚を変えており、この采配も的中した形。
展開力でもF・マリノスが5レーン戦術を形にしており、この試合は圧倒的勝利と言ってよいだろうな。

フロンターレからすると、守田が居なくなり、三笘と田中碧が居なくなり、旗手が居なくなり、そりゃ戦力低下は隠しようがない。
昨シーズンは田中碧が居なくなった中盤を危惧されたが、前述のように橘田がパフォーマンスを上げ、それが大きかった。
今シーズン、普通に多くの方々が指摘しているように、中盤の強度(および機動性・機動力)が足りないし、スペース管理が全然だし、加えて(このメンバーしか居ないのに)4-3-3フォーメーションにこだわる意図がサッパリわからんし、コンディションの仕上がりも不十分のように見える。
これはフロンターレだけではなく多くのクラブで発生している事象だが、代表に選手が呼ばれてチーム合流が遅れたり、隔離でメンバーから外さざるをえなかったり、何かと厳しい環境ではあるな。
いずれにしてもフロンターレについては、この2年間の戦いぶりと圧倒的な連覇で「絶対王者」などと形容されているが、ACL前倒し開催で序盤で過密スケジュールが続く中、コレ立て直しどうすんの?? という感じだ。
一方でF・マリノスは、ここまで見た範囲では最も状態がイイように見えるね。

しかし、ACLのために前倒し開催しなくてはならない事情はわかるが、好カードをもっと良い状態で見たいという気は正直するんだがなぁ。
何故に前倒し開催のカードがACL出場クラブ同士で済ませちゃんだろうな、Jリーグは。。。
いろんな意味でモッタイナイ…と思うんだが。

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