冨安、アーセナル合流早々いきなりスタメン。

チームに合流したのが2日前だとか、ワークパーミットが下りたのが1日前だとか、とにかくそういう状況だったらしいが、昨夜のイングランド・プレミアリーグ、アーセナルVSノリッジ戦でスタメンと聞いて、日本時間23:00のキックオフを待ちわびましたよ。
現地予想でも4バックで、冨安は右サイドバックという予想だったが、試合が始まってみるとアーセナルは3バック。冨安は3バック右。ボローニャでの1年めと同じような使われ方と見た。そして冨安もボローニャでのプレーと同じようなプレーを平然とイングランドで、しかもデビュー戦でやっておりましたね。
ま、ぶちゃけセンターバックのベン・ホワイトからはビルドアップ時にはボールを渡してくれなかったが、冨安がオーバーラップしてるとフィードしてくれるらしい(笑)
冨安は60分過ぎに下がったが、これはパフォーマンスが悪かったというより、最初から60分くらいのプレーを想定していたんだろう。

この試合、実は両者とも開幕から3連敗中同士の対戦は、アーセナルが冨安が下がった直後になんとか1ゴール捻じ込んで、その後の再三のチャンスも決められず1-0の辛勝。ようやく今シーズン初勝利、しかもこの試合のゴールが今シーズンのアーセナルの初ゴールだっという。。。

冨安については現地でも高評価と言ってよいだろう。空中戦での勝率も高く、高い位置を取り続けて、冨安の攻撃参加は大きなアクセントになっていたし。
良いデビュー戦だったという声が多く見られるし(ブリリアントだとかインテリジェンスとかの表現も使ってもらっている)冨安が下がる際のスタンディンオベーションが、なによりそれを物語っている。
前半終了間際、左からのクロスがルーズボールになった所に飛び込んで合わせたボレーは、アーセナルにとって前半最大の決定機だったが惜しくもクロスバーを越えてしまい、あれは実に惜しかった。

まぁ普通に考えて今後はスタメン起用になっていくと思うが、アーセナルは基本的に4バックのはずなんで(この試合でも冨安が下がった後は4バックに変更)となると、冨安はセンターバックではなく右サイドバックでの起用になるかもしれない。右サイドバックというか、いわゆる偽サイドバック、ね。
日本人としてはセンターバックでプレーして欲しいというのが強いかもしれないが、ただイタリアでも、そして昨日イングランドで見せた攻撃力・構成能力を生かすなら、日本代表チームでも右サイドバックがありなんじゃないかと思ったりもする。
要は、冨安クラスのセンターバックが他に出てくればよいのであって。
他に誰が居ますか…的な(まるで某JFA会長の代表監督についてのコメントのような)発想をしてないで、ってことっすよ。
例えとして適当かどうかとは思うが、なでしこ(女子フル代表)でも熊谷を相も変わらずセンターバックで使い続けて、中盤底は脆弱なまま放置、、、熊谷自身もヨーロッパのクラブでは中盤センターをやっており(今シーズンからバイエルン・ミュンヘンだが、バイエルンではどのポジションに入るのか把握してないが)そういうのと同じ轍を踏むのは愚かなことじゃないですかね。必要なのはチームの機能やグレードがどうアップできるか、という点でしょ。

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