残留争いの直接対決…エイバル、ホームでドロー。

エイバルVSバジャドリード。勝点で並び、得失点差で辛くもエイバルが上回って降格圏の1つ上の順位…という状況での正に直接対決。いわゆる6ポイントマッチですね。
乾はこのところプレー機会が減っており、前節は起用されず、前々節はスタメン起用だったが前半だけのプレー、前々々節も起用されず、、、という状況。
この試合は武藤がベンチで、乾は4-4-2の右サイド、左サイドにはブライアン・ヒルを置いたエイバルのスタメン。

キックオフからバジャドリードの方が明らかにスピードもあり、攻守の切り替えも速く、わずか5分過ぎのあたりでペナルティエリア内で相手を倒してしまいPK献上、、、これを決められて易々と先制を許してしまう。
先制されてエイバルはようやく前への推進力が出てきたが、サイドからのとりあえずクロス放り込みの体が多く、ゴールの気配があまり感じられない。
乾も相手プレスを身体でブロックして攻撃を展開させるいいプレーや、右サイドから中央に飛び込んでフィニッシュを狙おうとするプレーを見せる。その後は徐々に右サイドに張ってチャンスメイクするプレー内容になり、逆サイドからのサイドチェンジのボールを実に見事なトラップを見せたり、ピンポイントのクロス(放り込みクロスではなく速い低いクロス)を何度か見せる。
が、いかんせんエイバルの攻撃にはコレといったストロングポイントやイマジネーションが不足しているし、中盤の構成力も感じられないし。。。ぶっちゃけて言えば、相手を崩すには至ってないっていうか。
それでも20分過ぎ、相手のパスをカットしてピッチ中央をドリブリングで運び、左サイドのブライアン・ヒルに渡したボールから、タイミングを変えて切り返しを入れてからのクロスに中央で合わせて、エイバルが同点に追いつく。
クロスからのヘッドで奪ったゴールだが、だからと言ってエイバルのクロス放り込みが奏功しているとは言い難いと思うんだが。
乾はフル出場。後半は結果的には効果的なプレーができたとは言えず、乾のプレーイメージと味方とシンクロしないジレンマを感じるのか、何度か悔しがる素振りが見られた。アディショナルタイムには、エイバルのカウンターから左サイドを駆け上がってペナリティエリア内に入った乾にボールが渡ったが、右に持ち替えたためワンタッチ多くなり、シュートは相手ディフェンダーにブロックされてしまった。
武藤は80分あたりで投入。直近の試合では右サイドで起用されたようだが、2トップの一角に入る。だがシュートは1本も打てず。。。

結局このまま1-1でタイムアップ。両クラブとも勝点1ポイントを積み上げるだけの結果となった。
まぁ当然、ホームで戦ったエイバルの方がイタイだろう。幸いなのは、エイバルより直近の上の順位とは勝点1ポイントもしくは2ポイント差のクラブが複数あることだろう。追い越すには勝点差は小さい。
ただ、このエイバルの内容だと、残留に向かって実にギリギリの戦いが続くだろうな。

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