なかなかに見所のあったJ1首位攻防戦。

先週末のJ1はやはり、ガンバ大阪VS川崎フロンターレの首位攻防戦。どちらも再開後に好調に勝点を積み重ねていることと、近隣エリア同士の対戦から広域な移動を伴う試合スケジュールに突入したことで今後の試金石となる一戦であること、特にフロンターレは猛烈と言ってよい得点力に驚異的な得失点差で快走しているが、やや分がよくない大阪勢との対戦でもそれが発揮できるのかどうか、フロンターレの今シーズンのシステムが通用するのかどうか、戦前より注目していたカード。
現在のガンバは3バック(あるいは5バック)で、フロンターレの4-3-3フォーメーションと対峙するとシンプルに中盤の数では勝るわけで、そこも注目ポイント。

キックオフからガンバはやはりマンマーク的にフロンターレを封じにかかり、高いインテンシティと素早い寄せで、フロンターレがフィニッシュに持ち込んでもほとんどフィールドプレイヤーがブロック。
ガンバの守備は3バック(両ウイングバックが下がって5バック)といっても、ボールサイドのウイングバックは高く寄せていくので、4枚のラインに1枚が高い位置をとる変形5バックのようなシステムを取る。アルゼンチンの伝統守備戦術「メディアルーナ」かぁ…と一瞬思ったが、あれは4バックで「三日月」の形成するもので、ガンバのこれは「三日月」じゃぁないわな。
ただ、なかなか面白い守備戦術ではあるかと。
ま、2トップなんで中盤(中盤センターの)3枚は相当負担が大きい。しかも、ワイドに付けて速攻・カウンターに出るんで、この戦い方を90分続けるのは至難の業かもしれない。
前半はガンバの方が好機を何度が作ったが、決定的だったのはフロンターレのサイドバックが何を考えたかビルドアップのボールを中央に入れてしまい、それが流れて逆サイドのガンバの選手に渡ってしまい、シュートがポストを叩いたシーンか。
まぁね、日本人選手に時折ある(出し所に困って)思考停止になった(それでも繋がなきゃ…的な)時のミスパスっすね。一定のクオリティをもつ選手でも、割と日本人選手はやらかしますね。

後半立ち上がりにフロンターレは、途中出場で左サイドのドリブリングで脅威となっている三笘を早々と起用。バイタルエリアに入った大島が三笘にはたいて、リターンをワンタッチでゴラッソを叩き込み先制。左から来たグラウンダーのボールに対して右インフロントでショットしたかと思ったが、どうやらアウトにかかってゴール左外から巻くようにポスト内側に打ち込んだ実に高度なシュートだった模様。ワンステップでのダイレクトの小さく速い振りだったんで、こちらも全然見えなかった。
後半立ち上り直後で、ガンバは前半のような中盤の締め方がなかったか。。。
その後、両チームとも5枚のメンバー交替枠を活用して次々に選手交替を行うが、ガンバはこのシステムを継続あるいはアクセントを与えたり変化を与える選手は投入できず。遠藤保仁も投入して中盤高めの位置でプレーさせたようだが、逆に宇佐美が低い位置を取るようになったり、チグハグ感。
遠藤保仁はさすがにちょっと苦しいだろう。
渡邉千真と宇佐美の2トップは変えなくてよかったんじゃないかね。
後半のガンバのパフォーマンスには前半のような戦術性、機動性は見られず、そのままタイムアップ。フロンターレにとっては、おそらく大きな手ごたえとなる勝点3ポイントとなっただろう。

ま、この8月は真夏にたいへんな過密日程となっており、J1リーグ戦はまだ8試合を消化したばかりだから、全然先は読めないけどね。75%以上消化で成立としているが、なんとかそこまで持って行こうとするだろうが、最近のこの情勢では結構危ぶまれると言わざるをえず、今年のJリーグは(もちろんJリーグだけでなく、ありとあらゆるものに言えることだが)とにかくどう転ぶかわからん。

ちなみに5枚の選手交替枠は悪くないと思っているが、交替で入ってくる選手のクオリティによって効果的か否か…という部分(大きな差異)が出てくる。今後も国際ルールとして5枚交替制は継続されるかもしれないが、私的にはハーフタイムの交替は3回の交替回数にカウントしない、っていうのはどうかと思ったりする。

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