1993年のJリーグ、5月15日のヴェルディ川崎VS横浜マリノス。

昨夜はNHK-BSでJリーグ開幕戦のヴェルディ川崎VS横浜マリノスの一戦を視聴。NHKは当時の実況のまんま、放送してましたね。それがよいのかどうかは、さておき。
しかし色味が悪かったなぁ。黄色が強すぎて、よく見えませんがな。後半は色味調整されてたが、これは当時もそうだったのか、この放送で調整したのか、わかりませんが。ただ、調整すたことで余計にややボヤけ感が出たように思われ。
試合の方は、まぁワッショイさっかぁー、、、だなぁと。昨日エントリーしたこの年暮れの試合の方が、随分フットボールっぽ感すらしたのは、あながち的外れでもあるまいに。
もちろん、Jリーグ開幕という歴史的な日であることの高揚感とか、尋常でない気持ちの入り方の発露の点はあるだろうから、もうちょっとこの年前半(いわゆる「1stステージ」)の試合を見てみたいもの。「2ndステージ」の試合との対比をしてみたい。
それと、やっぱり戦術性は低いなぁ。

しかしコメンタリーボックスに現JFA会長の田嶋氏(もう一人は田中氏)が座っておられたことは、すっかり忘却の彼方でありましたよ。で、なんでまた田嶋氏はヴェルディ寄りなんだ?? 実況の山本アナウンサーも田嶋氏の紹介時に、ヴェルディサイドの…みたいなことを言ってるし。
それにしても、コメンタリーも、まことにすみませんがレベルが引い(苦笑)
ちょっとワンツーが通ったら、、、(子どもがハシャグように)いいコンビネーションですねー
ちょっといいプレーがあったら、、、上手いですねー
ドリブリングが出たら、、、いいドリブルですねー
…程度が幼さすぎて、はぁーって感じだ。

この試合(放送)を視てた方から、実に上手い(今の選手より…とでも言いたげなノリ)とか、今でも日本代表でプレーできる選手が居るんじゃないか…というような声を聞いたんだが、イヤイヤ、それは無いっす。
どこをどう見たら、そういう風に思うのか、摩訶不思議としか言いようがない。
もちろん、ごく一瞬の切り取り(切り出し)では今日的なプレーやパフォーマンスもありますけどね。
試合後に1993年シーズンの得点王(初代得点王)であるディアスのゴールシーンを幾つか見せてくれたが、ディアスにアシストしている木村和司のパスなんて、確かに素晴らしい。特に右足アウトで出したスルーパスは、ありゃ凄い。

そんな中で、前半終了近くで横浜マリノスの平川がほぼ中央から左サイドのタッチライン沿いの裏に落としたパスは、あれは素晴らしかった。ポトンとピッチに落ちて、走り込んで追いついてきた水沼にピタリと合ったパス。ああいうプレーも創設したばかりの試合で出るんだから。

冒頭で触れた(昨日エントリーした)試合でのヴェルディ川崎のパフォーマンスをこの開幕戦と比較すると、さすがにこの当時精鋭を集めていたヴェルディは約半年でかなりチューンアップしていたことを伺わせる。ま、ビスマルクのシーズン途中での加入も大きかったろうが。
それでも、まだまだチーム戦術性、選手個々のタクティクスやスキルは初歩の初歩のクラスといったところだろうな。
NHK-BSで数日前に放送された「Jリーグ伝説のプレー! レジェンドたちが生トーク」で2002年のジュビロ磐田のパフォーマンスをちょっと流してくれたが、それと比べると、そりゃぁもう相当に見劣りする…っていう感じだ。

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