そういう「基本」を日本人指導者が育むめるのかどうか、育むめるようになるのかどうか、それが肝心だ。

先週末の日本テレビの「サッカー★アース」を視ていたら、岡田武史氏がなんだかちょこっと唐突に(?)V(ビデオ)で登場し、久保健英のことを(久保のことを取り上げるための岡田氏が登場して来たわけではないが)スペインに10歳の頃から居て「基本」も持っているという表現(「基本ができている」という表現ではなかったように思う)をしていた。
これ、なんとなくわかるんですよね。
フットボール・フリークの方々も、なんとなくわかるでしょ。

ここでいう「基本」とは、もとより基本技術のこととかではない。安直にしばしば使ってしまう、センスなどということとも違う。岡田氏は続けて、「ここでドリブル、ここではしない、というような…」といった言い回しもしていた。
だから、そういうことです。
リテラシーというタームでも使えば、まぁそんなに外れでもないだろうか。
で、岡田氏は、そういう「基本」を育みたい…というようなことを。ユース年代対象のキャンプかセッションの取材の中でのコメントだったろうか。

日本全国にはもう半世紀も前から、実に情熱溢れる指導者が全国津々浦々に居られる。ホントに、皆さんが想像されるより遥かに多くの方々が。そういう方々のおかげで、日本のフットボールは進歩し継続してきたのだし、ここまで無数の選手、競技人口を輩出してきたわけで。
私だって、そういう方々を五万と存じ上げている。

ただね。上述のような「基本」を育めるか、育んでこられたか、ということになると、、、というあたりかな。まことに申し訳ないですし、たいへん僭越なことを書いてるんだが。
どうなれば、そうなるのか、、、っていうのは永遠のテーマだろう。それってフットボールの話だけじゃないし、文化や風土や社会や、ありとあらゆるものを含み、連関性のあることなので。

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