ACLプレーオフ。

昨夜はFC東京と鹿島アントラーズがACL本戦出場を決めるべく、ホームでの一発勝負。
なんで2クラブもプレーオフやんないといかんのじゃ…という方も居られたんだが、日本は4枠の出場権を持っているが、この枠数が最大、その内3枠は本戦ストレートインで1枠のみプレーオフというのが最も優遇されたケース。日本はずっとこれだったんだが、2019年に続いて本戦ストレートイン2枠、残り2枠はプレーオフを戦わなくてはならなくなった。
これはACL本戦でのポイントを元に2年ごとに更新されるんで、来年2021年と22年は日本は本戦ストレートイン3枠、プレーオフを戦うのは1枠のみ、に戻ります。

そんな状況なんだが、昨夜は大雨。FC東京のホーム、東京スタジアム(味の素スタジアム)はピッチ全面に水が浮いて、メインスタンド寄りはゴールラインから反対側のゴールラインまで水たまりができてるという劣悪なコンディション。味スタがこんなにピッチがよくないってことが、よくわかりましたよ。
こういうコンディションでのフットボールは「田ッカー」と言います(笑)
前半、なんでこれを枠におさめられないの???っていうシュートが何本かあったが、相手が相手だけに特に危なくもなく、後半にゴールを奪ってFC東京は本戦出場を獲得。
で、問題は鹿島アントラーズ。。。
相手がオーストラリアのメルボン・ビクトリーということで、そこそこ危険であったりする上に、オーストラリアのAリーグはシーズン真っ盛り。普通に状態が出来上がっている。
鹿島アントラーズは、元日に天皇杯ファイナルを戦っており、それから数日間の休みをとっただけでキャンプイン、、、元日の試合を戦った選手たちはもう少し休ませたようだが、全員が集まってのトレーニングは1週間か10日足らずってところじゃないか。しかも監督は替わったばかりだし。
というわけで、実に嫌な感じではあったんだよな。。。
あ、紅白戦も1回もやってないようだし。
案の定、後半立ち上がりに危ないシュートを打たれ、その後にとうとう、ブロックに入った味方に当たってのディフレクションという不運な弾道だったがミドルを決められて失点。
その後は惜しいシュートもあったんだがゴールを奪えず、0-1で敗戦。よもやの本戦出場を逃す結果となった。
ACLで日本が4クラブで本戦に望めないのはこれが初めて。

まぁ日程の問題が議論を呼ぶことだろうな。要は、元日に天皇杯ファイナルを戦うと、それで優勝すればACL本戦ストレートインを貰えるのでマシなものの、今回の鹿島アントラーズのように、優勝を逃すと、
年々実施が早まっているプレーオフまであまりに時間が無さ過ぎること。
どうするんだよ、これ。
元日ファイナルを動かしたくないんだろ、JFA(日本サッカー協会)としては。ま、私も一定その方向は政策的に理解できるんだが、じゃ、
ACLプレーオフに対してはどうするんだよ。AFC(アジアサッカー連盟)に掛け合って…なんてことができるわけもないことは百も承知であり、じゃ、一部の連中が強引に持って行きたがっている秋春制にすればクリアできるとでも?? 秋春制にしたって、結局ウインターブレイク中なんでね、あんまり変わらないんじゃないのか。
ちょっとさ、真剣に議論しねぇかね。

というわけで今年のACL本戦は日本は3クラブが戦うわけだが、次の出場枠に関わる本戦ポイント数については、プレーオフで敗退した方が影響が無い…説があったり。とにかく、2021-22年の本戦ストレートイン枠は元に戻したんで、その先、2023-24年の本戦ストレートイン枠に今年と来年のACL本戦での日本のクラブの戦績がどう影響していくか、、、ってとこっすなぁ。

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