突然4ヶ月ぶりにプレーするだなんて、誰も思ってなかったぞ。

スペインのヘタフェの柴崎。ずっと出場機会がなく、ベンチ入りもしない試合も多く、それが突然4ヶ月ぶりのプレー、スタメンだなんて誰も予測もせんがね。なので私もDAZN中継のライブでは視ておりません。
しかし、なんで急にスタメン?? チームにケガが多いので使わざるをえなかった?? それともアジア向けの時間帯の試合なんで起用したのか?? とはいえ、チャンピオンズリーグ出場権を争うすぐ上のセビージャ(試合前の段階でセビージャが4位、ヘタフェが5位)との対戦っすよ。もちろん、いいトレーニングを積んでいたんだろうけどね。
で、柴崎は中盤フラットの4-4-2の右サイドに入ってキックオフ。守備も位置取りを含め、なかなか向上してるのが見て取れる。相手ボールホルダーに対しても単にアリバイ守備の感じじゃなく、絡めて奪い切りそうなシーンも幾つか。

前半途中には左サイドに移ったり(これは単なるポジションチェンジと思うが)後半は4-4-1-1のフォーメーションに見えるが、1トップの下のシャドーの位置に入ったり、というプレー。セットプレーのキッカーを務めたり、確かに3点めの右サイドでの起点となったスルーパスは、ゴールに繋がるプレーだった。
とはいえ、とっても存在感を発揮したとまでは言いづらいのが私の率直な印象。柴崎の活躍で…というのは、ちょっと贔屓が過ぎると思いますね。なので次も(というか残り試合に)出番があるのかどうかは、全然わかりません。
もっとも、60分過ぎに交替で下がる時にはスタンドから大きな拍手で送りだされていたんで、観客的にはよく頑張った…っていう風に評価してもらえたんだろう。
試合自体も、セビージャのパフォーマンスが(ひと頃と違って)この程度かよ、、、というのもあるが、VAR判定で2つのPKをもらったのは(相手が早々に1人少なくなったのも)大きかっただろう。それで前半で2-0だから。
で、すぐ上のセビージャを3-0というスコアで下して、勝点2ポイント上回って順位入れ替わり。チャンピオンズリーグ出場圏内の4位浮上。得失点差もセビージャを上回ったという、理想的な一戦となったヘタフェだった。
柴崎はプレーは軽いが、味方が万全の信頼を置いているとも言いがたい感じだが、少ないタッチ機会でも確かに落ち着きとリズムは出すし(もっとも、それで十分というわけではないが)それとセットプレーのキッカーを担わせてもらえるというのは大きい。なかなか確固たる居場所を得られなくても、そういうポジティブな部分は確かに有する。

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