8年周期…

西野監督と長谷部の帰国記者会見をネット配信で視聴。日本サッカー協会会長もご臨席でしたが。。。
ベスト8へ進出できなかったものの、さすがに安堵の表情、雰囲気ではありましたね。大会前の状況を考えれば、やむをえないだろうな。
西野氏は帰国前から「8年周期」ということを言っていて、要は、2大会ごとにグループステージを突破している(1大会おきにしか突破できていない)という法則(?)のことなんだが、もちろん西野氏はそれではいけないという主旨であるんだが、まぁそうですよね。
ただもう一方で、6大会出場でその半分でグループステージを突破していることは普通に評価されるべき…という意見もある。それもそうだ。もっとも、1つは地元開催だけどね。

メキシコは7大会連続でグループステージを突破しているんだが、それでもベスト8への壁をまだ乗り越えられないでいる。メキシコは今大会、初戦でドイツを破ってオッと言わせたが、最終的には今大会のドイツのデキがとってもよくなかったことがわかり、Round of 16 ではブラジルと対戦して、相当に戦術を練って挑んだことも十分伝わり奮闘していたが、選手のコンディションも明らかに落ちていたりで、後半に入って余裕すら感じさせるブラジルの攻撃に2失点で敗退。
日本チームもそうだが、グループリーグの3試合(たかが3試合じゃないんだよな、これが…)で消耗すると、選手層の問題もあって Round of 16 で本領を発揮できないで敗退する可能性も高くなる。メキシコですら、こうなんだから。
日本だって、グループリーグ3戦めにメンバーを相当替えたので、ベルギー戦によいパフォーマンスを発揮できた面があることは否定できず(4戦連続でプレーした柴崎はガス欠だったし…)いわゆるベストメンバーだけではグループステージ突破レベルが精一杯という図式が見えてくる。
あと一歩でベスト8進出だったとは言えるかもしれないけど、そこには大きな壁があることを認識せざるをえない。その壁の突破に向けてどうするのか、今大会はなんとか面目を保ってひと安心…じゃなくて、必死に知恵を絞って汗をかかないといけない。
ちなみに今大会、開催国のロシアがスペインをPK戦で退けてベスト8へ進出したが、あの走行距離とかはナンなのか、次のクロアチア戦でわかることだろう。

帰国記者会見では、西野氏がアンダー世代への期待を語ってましたね。再来年は地元開催のオリンピックもあるし、そう願おう。
最後に、帰国記者会見を見ていて思ったんだが、フットボールは世界最激戦競技で、本当に国同士の総力を賭けた戦いなんだということを、ちょっとでも言って欲しかったな、、、というのはあるなぁ。まぁ、あんまりそういうことを言うのも(言い過ぎるのも)何かと不具合もあるんだが、フットボールの戦いっていうものはそうなんであって、ベスト8だってベスト16だって実にタイヘンなことなんであって、そこが、メダル…だとか、競争性の低い競技でホルホルする向きが相変わらず強いこの国では、まだまだわかってない向きが少なくない。
なんでフットボール(だけ)がそうなんだ、、、などと言う向きもあるんだが、そうなんだからしょうがないわな。

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