香川が負傷でアジアカップ・ファイナルは出場できず…

セミファイナルの韓国戦で途中交替で退いた香川、ベンチに座って右足をアイシングしていたので捻挫とかの負傷を押して出場していたのかと思っていたが、試合中に負傷して、しかも足の小指の付け根(足の甲)の骨折だったんだな。

内田篤人も昨年秋の国内テストマッチで足の小指を骨折して、ありゃりゃりゃぁ~だからテストマッチなんかにわざわざ内田を呼び寄せて酷使するなよ、、、と思ったが、その後ドイツに戻ってすぐブンデスリーガの試合に出場していたので、香川もその程度だったからいいんだが。でも小指じゃないからな。
しかし、アジアカップのファイナルのオーストラリア戦は、高い壁が何枚もコンパクトにブロックを敷いているディフェンスラインを破らないといけないので、バイタルエリアでボールを受けてディフェンスラインを混乱させたりギャップを作ったり(引き起こしたり)ドイツで見せているようにワンタッチですり抜ける香川のプレーは非常に楽しみだったんだが。オーストラリア戦では、バイタルエリアをどう生かすかがカギだと思うんで。
まぁ仕方ない。香川も昨年春先のJリーグ開幕からずっと休み無しなんで、7月にはコパ・アメリカ(南米選手権)もあるんだし、ここはしっかり休養をとって欲しい。もちろん、ドイツに戻ってブンデスリーガの試合に出場できないのは非常にもったいない。早くドルトムントで戦列復帰して欲しいものだ。

オーストラリア戦だが、1トップに前田遼一の起用は続けるだろうから、その下の3枚には香川に替わって柏木が入るのだろうか。柏木のワンタッチではたくプレーも有機的なはずなんで、是非よいパフォーマンスを見せて欲しい。藤本淳吾という情報もあるがね、藤本のクオリティの高さもわかるが、ちょっとオーストラリアにはどうかね。

あとはオーストラリアのロングボールだ。そうでなくても(韓国戦でもお気づきのとおり)日本のセンターバックはロングボールの放り込みへの対応がヘタクソ。オーストラリアはもっとそれを徹底してくるだろう。距離のあるポイントからの、斜めの放り込みも多いはず。

ところで、スペインでは衛星放送の「ユーロスポーツ」が韓国戦を実況中継していたそうで。前半の日本チームのパスワークとイマジネーションある動き・連動性が、「グアルディオラのバルセロナみたいだ」などと絶賛されてたらしい。でもって、「元々日本はパス回しが上手かったが選手のレベルアップが質をあげている」と言ってもらってたとか。「ハイレベルなパスワーク」とまで。
全くそのとおり。日本の皆さんも、そういう風な認識を持っていただきたいな。
一方で、ロングボールへの対応は問題だとも言われてたらしい。これまた全くそのとおりです。

旧来メディアが、韓国に勝ったのは5年ぶり(2005年以来)としつこく言うのでウザいのだが(昨日もエントリーしたように、PK勝ちだからして勝ったわけじゃないし)確かに2005年8月7日(東アジア選手権)アウェイで勝って、それから勝ってません。
でも、2006年は対戦がなかったわけで。あんまりにも煩いんだよ、5年ぶりって。
一応、事実結果をさらしておきますと…
2007年7月28日にインドネシアで対戦(アジアカップ・3位決定戦)0-0からPK負け…
2008年2月23日に中国で対戦(東アジア選手権)1-1のドロー…
昨年2月14日に東京で対戦(東アジア選手権)1-3で敗戦…
昨年5月24日に埼玉スタジアムで対戦(テストマッチ)0-2で敗戦…
そして昨年10月12日にアウェイで対戦(テストマッチ)0-0のドロー…
こんな感じです。
昨年の2月と5月にホームで連敗は格好がつかないが、この頃はワールドカップ直前で日本チームが最も低調だった時期。それ以外、ご覧のとおりドローばっかりでしょうが。

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