シーズン・インして何試合も消化しているのに、まだ身体が動かないか??

昨夜のACL(アジア・チャンピオンズリーグ)のサンフレッチェ広島VSブリーラムを見ていての率直な印象、ファーストインプレッション。タイのブリーラムの選手の方が、全然身体が動いてるじゃないか。脚も動くし、上体も動く。おかげで、競ったところで日本のチームの方がファウルを取られる場面が多発という。。。

毎度のことではあるんだが、オフ明けの日本選手の身体の動かなさは大きな問題。日本選手は固い。トラップも決まらない。そもそも、オフ明けから普通に身体が動くようになるまでに、日本人は時間がかかり過ぎると思っていて、今年はJリーグの開幕も例年より1週間早かったんだが、既に6試合くらい消化しているのにもかかわらず、それでもこうだということは、オフ明けのトレーニング内容にも疑問を感じたりもする。ま、シーズン・インして直後から、ACL参加クラブは毎週ミッドウイークにも試合があるという、これもまたメチャクチャではあるんだが。
ただ、身体運動の専門家の人たちからは、このままではアジアでも勝てなくなる…という危惧を聞かされており、まさかね…と思ってはいるが、昨夜のような試合内容を見ていると、ほんと身体運動そのものを科学的に見直さないと、ダメなんじゃないかと。それは単純にフィジカル的サイズとか、当たりというかフィジカルコンタクトの強さ(最近の流行り言葉ではある意味インテンシティということになるのか)とか、そういう上っ面のことではなくてですね、、、身体をゆるめ、組織分化させて、それぞれの動きに有効な部位を使っていく、、、ということらしい。
日本人は、子どもの頃はゆるんでいるのに、20歳台前半で固くなってしまうと言われる。これは日本のフットボールの育成の問題ではないのか、と。いくら、いわゆるフィジカルトレーニングに力を入れても、フィジカルコンタクトの強度をはかろうとしても、フィジカルでまともなぶつかり合いで日本人が世界的に太刀打ちできるものではなく(逆に吹っ飛ばされるのがオチ)身体の「あり方」とその「使い方」をベースに考えていかないと、全ては徒労に終わる…と。私なんか、散々そう聞かされているんだが。。。
メッシが相手ディフェンダーに激しく当たられて、瞬間、身体がクシャってなって吸収しながら突破して行った(ディフェンダーの間を抜けて行った)シーンを見せられ(←長友のインタビューを流した数日前の日本テレビ「ゴーイング」での映像より)アレだよ!!って講義してもらったところなんだが。
こういうこと、日本サッカー協会や、フットボール指導者は、どう耳を傾ける?? 全く理解できないか??

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