賀川浩氏、FIFA会長賞受賞。

昨夜入って来たニュースだが、サッカーライターの賀川浩氏がFIFA会長賞を受賞されるそうで。FIFA会長賞というのはあまり馴染みがないし大きく取り上げられることはないかもしれないけれども、受賞者は毎年1人だけだそうだし(過去にペレ氏、ファーガソン氏、ベッケンバウアー氏も受賞)たいへんな偉業。もちろん日本人初の受賞です。

賀川氏、明後日90歳におなりになるそうです。ワールドカップは1974年の西ドイツ大会から取材しておられるそうだが(1968年のメキシコ・オリンピックも取材しておられる)1974年大会の現代フットボールの始まりに居合わせたことが得をした…とイキなコメント。私、子どもの頃に賀川氏のお書きになった観戦記や技術解説をずいぶん読ませていただきましたもん。特に、賀川氏がこれまでの最高の日本人選手とする釜本邦茂氏の(最高の選手はペレだそうです)プレーヤーとしては円熟期に入ったプレーについて、非常にいい解説だったり目のつけどころの鋭い解説をしていただいたことは、たいへん勉強になりました。なかなかそういう解説は当時はとっても少なかったわけで。。。
1つ覚えていることを挙げてみると、、、それはもう円熟期も過ぎて下り坂の釜本氏のプレー、、、
釜本をマンマークする若くてハードマークで知られるディフェンダーとの駆けっこの場面(スペースに出たボールを競り合う局面)で、身体をぶつけ合いながらボールの奪い合いをすると、幾ら当時としてはフィジカルの強い釜本とはいえ、相手が若く馬力に溢れた選手なので分が悪いんで、競り合いながらボールに向かって走りながら、ボールに追いつく寸前でわざと走るスピードを落とし、相手が先にボールに追いついてボールを処理しようとする瞬間にガツン!!とかましてボールを奪い去った…
という場面の解説、、、よく覚えてます。もっとはるかに上手な文章でしたけど(笑)
で、その解説が頭にあったんで、自分もある試合の中で、どっかの選抜チームに選ばれたらしいガタイの大きい選手と競り合う場面があり、ショルダーをぶつけてくる相手を走るスピードを落としてスカして、次にスピードを上げて一瞬振り切って左足シュートをぶち込んだことがあったんですよぉ~(自慢)(笑)
それが終了間際の決勝ゴルで、、、賀川先生のおかげです(笑)

まことにおめでとうございます。
http://kagawa.footballjapan.jp/ (「賀川浩の片言隻句」)

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