FIFAの分析チームの日本評…

一昨夜のフジテレビの「すぽると」に宮本恒靖氏が出演して、宮本氏が日本人として初めて加えられたFIFAの分析チームの話をしたそうで。毎大会、こうしてテクニカルレポートが作られてることなんか一般の人は全然知らないことなんで、昨日この話をしたら、驚いてましたね。

あと、今回のワールドカップについては本当に多くの一般の人たちが関心を持って見ていたことはよくわかって、私なんかにもいろいろ質問してきます。単にスコアや結果や特定の選手のプレーだけでなく、チーム構成や戦術やシステムの話を少しするだけでも非常に興味を持られるし、あまりに普段、別にフットボールのファンではなくても、こういう辺りの話が日本ではなされていないことをあらためて感じる。メディアの能力とか質によるんじゃないか。フットボールのもうちょっとだけでも深いところの情報を提供してあげれば、もっともっと見方や見る目が高まるだろう。

んで、宮本氏によると、FIFAの分析チームの中でも今回の日本チームへの期待や評判は高かったそうで。「ベスト8に行くんじゃないかと思ってた人もいた」らしいし、結果に「落胆」している人が多いそうだ。そうだろうな。そうだろうし、そういうことを伝えて欲しい。

ところで、来年のACL(アジア・チャンピオンズリーグ)で日本のクラブの出場枠が削減(4枠から2枠に)…とか目にしたんで何かと思ったら、要は「本戦」の前にヨーロッパのチャンピオンズリーグのように「予備戦」を導入したくて(さらなる市場開拓でしょうな…)出場枠を再配分するってことね。んで、東アジアブロックでは、本戦出場枠(予備戦を戦わなくてよくて、いきなり本戦へストレートインの枠)は多くて3枠、3枠を与えられた国は予備戦に1枠、本戦出場枠に2枠与えられた国は予備戦に2枠、ってことでしょ。なので、近年のACLの戦績からして日本は後者になるかもね。つまりは4クラブのうち2クラブは予備戦を戦わなきゃならなくなると。まぁ、いいんじゃないの…と軽く言ってみる。もちろん予備戦を戦わなくてはならないクラブは、さらに過密日程になってタイヘンだ。だけどもう一面、Jリーグが開幕する前の2月にACL本戦をいきなり2戦とか戦っている現状で、予備戦が入ることでちょっとは本戦への準備ができたりしないか、という感じもするんだが。もっとも、予備戦で負けてりゃぁしょうがないわけだが。
ちなみに日本サッカー協会は3.5枠(本戦出場枠が3枠)になると言ってる模様。それだと出場権を得た4クラブのうち、1クラブが予備戦をこなさないといけないわけですな。
で、この件の正式決定は今年の11月なんだそうだ。

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