風格あるプレーぶり、長友…

日本時間昨夜行われた、サンプドリアのホームでのサンプドリアVSインテル、長友はいつもの3バックの前の左ウイングバックでフル出場だったんだが、ゴールもアシストもなかったけれども、実に風格ある雰囲気、存在感で、すっかりインテルの顔みたくなっております。

インテルの顔っていうことならば、今年夏にアメリカ各地で行われる「インターナショナル・チャンピオンズカップ」(プレシーズンの大会)にインテルも参加するんだが、そのパブリシティのポスターだかフラッグだかに、インテルは長友が使われておった…というのが先々月だったか。ルーニーが一番左で、その隣に長友、長友の右隣がバロテッリ、続いてクリスティアーノ・ロナウド、トッティ、スアレス、アグエロ…と続いておったようで。
これなんか、ちょっと前ならネタ扱いされそうなもんだが、長友の国際的なバリューって私らが思ってる以上に高いんじゃないか、、、っていう風に言ってた人がいたが、まぁそうなのかもしれない。アジア向けのプロモの意味があるとしても。

んで、そのアウェイでのサンプドリア戦だが、最近は左サイドからのペナルティエリアへの走り込みに相手から対策をとられてきていたんだが、この試合では逆にいろんなキックの種類のクロスをふんだんに見せてもらった。10本くらいあったんじゃないか。左足、右足、グラウンダーも含めて。ま、その中で味方がシュートなり落としに成功したのは2本くらいだったかもしれないが(笑)もうちょっと、ってなところか。ただ、様々なクロスボールを蹴るようになったのは事実。プレーだけでなく、審判に何気にファウルを要求する(とってもらえる)あたりも風格を感じさせたし、味方に対してそこそこ長い距離のグラウンダーのパスをアウトでビシッと出した辺りやら、中盤深い位置ではあったがクリアボールを受けて相手を颯爽とフェイントで交わしてドリブリングで持ち上がった場面とかも。
左サイドから中央への切り込みがコースを切られてなかなか難しくなったとは言え、この試合終盤のパラシオのゴールは、長友がスピードに乗ったドリブリングでカットインしてきたところ、サンプドリアはスワッって感じで3人で囲みに行って、そこを味方にはたいて(長友は左サイドへ流れ)ボッカリ空いてしまった相手スペースへパラシオがスピードを上げて走り込んでフィニッシュという、貢献度の高いゴールだったんではないか。

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