三笘のイングランド・プレミア初ゴールはジャンピングヘッド。Jリーグでやってたプレーのまんまで我々もアゲアゲだ(笑)

先週末のイングランド・プレミアリーグからは当然、ウォルバーハンプトンVSブライトン…そして現地メディアが「脅威」「常に脅威」(constant threat)という表現を使ったらしい三笘のパフォーマンス、だよな。
ブライトンはこの試合でも4-2-3-1のフォーメーション。キックオフ直後、左タッチライン近くで相手も密集してプレスに来ているところ、味方からの足元へのパスをワンタッチで良いボールの質で味方に付けたプレーにまずオッと声が出る。その前にも左タッチライン際で、寄せて来るマーカーに対して逆回転(右アウトを使っての外回り)して突破する素晴らしいプレー。
開始10分、左サイドで(縦に行くには味方が動いてスペースが無くなったので)意表を突くノーステップの右アウトの速いパスをトロサールに付け、トロサールがワンタッチではたいたボールをこれまたワンタッチでララーナが沈めて先制。
その直後、ウルブスの右サイドへの縦パスをカットしたが、そのボールがウルブスに拾われてしまいスルーパス、ここからゴール前へ突破され、三笘も付いて行ったんだがボディコンタクトで止められず(あれ以上強くコンタクトするとPKを取られる…)フィニッシュされて同点に。さらにVAR介入からPKを取られて逆転を許してしまう。
だが、前半終了間際、ブライトンの右サイドで作った攻撃からララーナのクロスをファーで三笘が相手ディフェンダーと競り合いながら、なんとジャンピングヘッド、、、相手の上から強く叩いてネットに突き刺して同点に。
さらに前半アディショナルタイム、後方からのロングフィードに抜け出しワンタッチで相手の前に入り、相手ディフェンダーはいわゆるラグビータックルで三笘を倒してしまい一発レッド。相手は元バルセロナの右サイドバック、ネルソン・セメドだしな。

後半に入って2-2が続いたが、試合終盤に差し掛かるところで再び三笘がペナルティエリアを深く抉りゴールライン際から折り返し、ウンダブがターンして右へ送り(このところ右サイドバックに入っている)グロスがフィニッシュして決勝ゴール。
三笘の全得点に絡む活躍でブライトンが勝利を収めた。そりゃこのパフォーマンスなら地元メディアも「9」とか普通に付ける。(「10」を付けたメディアもあったらしい…その昔、10点満点の採点をセリエAで見始めた我々にとって「10」はあくまで特殊な事態であって普通はありえませんが…笑)

いやはや、Jリーグで見せてたプレーをまんまイングランドでやておるじゃないかと日本のフットボール・フリークも大絶賛。Jリーグ見てたらこれくらいやれて不思議ないって思ってたわ…という声もあれば、川崎フロンターレにやられた悪夢が蘇ってくる…という声もあったり(笑)いや~オツっすなぁ。。。
Jリーグを見てなきゃ味わえない快感だな(笑笑)

段々とワイドに張ってるだけでなく中にも入って来るようになり、味方との意思疎通も高まってきた印象。1つ内側のレーンにポジション取りすることが多いのは、左サイドバックのエストゥピニャンが早い段階から高い位置を取る(高い位置に入っちゃう)ことも関係あるような気がするが(まぁもうちょっと外側のレーンと内側のレーンを自在に使わせてくれたら一層楽しいように思うが…)中盤底のカイセドも交えたブライトンの左サイドのビルドアップと仕掛けは実に楽し気だ。

ま、ブライトンやウルブスのクラスだと、いわゆる「ビッグ6」だとか言われるクラスとは攻撃はともかく、守備面(特に中盤)でコンタクト強度もあるが、プレスのかけ方、相手ボールの追い込み方、アメーバのような連動した守備といった面で差があるようには思いますね。

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