プレスがハマらなかったエクアドル戦、粘り強く戦えば我々のペースに持って行ける…だそうです。

ワールドカップ本大会メンバー発表は11月1日の14:00と決まったそうですね。

一昨日のエクアドル戦は、スタメン11人完全ターンオーバーだったとは言え、この顔ぶれでやったことなんか無いだろう…っていうのは全くそのとおりなんだが、なのでむしろシステム的な部分、采配が見えるというか。。。
エクアドルはアメリカ戦を分析してきたことを試合後に明らかにしているが、まぁそうでしょうね。中央締めたとエクアドル監督がコメントしているようだが、それだけでなく4-3-3フォーメーションのエクアドルだが、ビルドアップ時にアンカーがセンターバックの間に落ちて3バックの形になり、両サイドバックが高い位置を取り、これで分厚く押し込んで来た点がより印象的に感じた次第。
これによって両サイドは常に2枚が日本のサイドアタッカー(この試合では堂安と三笘)を塞ぐことになり(日本のサイドバックがサイドアカッターを追い越そうにも、前へ出るスペースが無い…)さらにインサイドハーフの選手も1枚がフォワードの近く辺りにポジショニングするので分厚いく攻撃することになり、どの日本選手に対しても必ず塞いでいる形になっているのでトランジションも実に利いていて、それでキックオフ直後から押し込まれっ放しの時間が多い状況で推移した前半だったかと。
これに対する日本は、ベンチワークと言うべきだが何の手立てもなく放置プレーですかと。
でもって森保監督の試合後のコメントですよ…粘り強く戦えば我々のペースに持って行ける…んだそうです。
そこで(焦るわけではないけれども)どう(システムまでいじるとは言わないが)調整なり修正をするかということが、相変わらず無いんだよね。例えば、中盤センター2枚のうち1枚がセンターバックの間に落ちてビルドアップするとか(そうした時もう1枚はどうポジショニングするのか、も含めて)も考えられてないようだし。
それも選手が判断なり自己解決しろってか???

考えてみれば、4-2-3-1フォーメーションからプレスがハマったアメリカ戦でも、後半にアメリカがビルドアップのやり方を変えてから、結構縦にパスを通されていたんだよなぁ。
その時のアメリカもアンカーがセンターバックの間に落ちて3バックの形を取ってなかったか??
そういうのに対して、個人能力に頼っている(甘えている??)のが日本チーム。
確かに守備の強度は以前より格段にアップしており、戦術的対応が提示されなくてもナントカ個々の力で破綻はしないようにできるようになった(できそうになた)日本。
だけどさ、ドイツやスペイン相手にそんなんが90分続きますか、、、っていうこと。
彼らはどうしたって色々変化を加えて来るわけだよ。
ピッチの中での選手たちの判断や対応力では限界があるわけで、そんなん当たり前でしょ。
ベンチワークがこういうレベルなんだもん、そりゃ厳しいよ。。。

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