クラブ・ワールドカップ、これはチェルシーじゃない(?)普通のさっかぁ(?)のチェルシーとアル・ヒラルの一戦…

クラブ・ワールドカップにチャルシー登場。対戦するのはACLチャンピオン、サウジアラビアのアル・ヒラル。サウジアラビア代表チームのベースとなっていると言ってよいクラブ。
キックオフ直後に中盤深いエリアでチェルシーがビルドアップしようとしている所でアル・ヒラルがボールを奪ってフィニッシュまで持ち込み、あまりナメたことはできないぞ…とチェルシー側は思ったかどうか、、、手抜きというようなプレーはしなかったんじゃないかと思うが、それにしてはコンディションが良くないのか(先週末にFAカップで120分の試合をやってる関係もあったのか…)スピードも出ないしリズムが無いチェルシーのパフォーマンス。
なんか、サイドからのクロスが多い感じで(ま、中央にルカクが居ることもあるのかもしれないが)これはチェルシーのフットボールじゃなかろう…と(笑)
普通のサッカー(さっかぁ)じゃんか…と。

前半ようやく1点捻じ込んだが、アル・ヒラルのディフェンダー同士が被ってクリアミスしたところをルカクが蹴り込んだもので。
後半はさらにチェルシーの動きが落ちてアル・ヒラルが何度かチャンスを迎えるが、チェルシーのゴールキーパー、ケパの堅守を破れず。特に、バイタルエリアからチェルシーの最終ラインを通すスルーパスに抜け出してケパと1対1になったが、危ないって感じは視てるこちらに与えること無くシュートを弾き出す、、、その後、クロスを跳ね返したところ、ほぼゴール正面の位置から右インフロントで右ポスト脇を狙ったショットはケパが余裕すら感じさせるスーパーセーブでゴールマウスを守る。
チェルシーは後半から入ったカンテがアクロバチックに浮いたボールをおさめ、そこから右へ展開してクロス、、、ルカクがヘッドで落としたところをジイェフがフィニッシュしたシーンくらいだろうか…イマジネーションを感じさせたシーンは。

とはいえ、チェルシーは1点あれば大丈夫…とでもいった感じの試合運び。実際、前述の傍から見れば決定的かとも思えるピンチのシーンでも、慌てた風もない。
アル・ヒラルは外国人選手を含めてチェルシー相手でもビビらず落ち着いた戦いぶりだったが、いかんせん火力もイマジネーションもまだ相当開きがある(クラスが違う)のは明白。
現在アジアではおそらくトップのスカッドである(資金力もアジアのクラブの中では突出してるであろう)アル・ヒラルでも、状態の悪いチェルシー相手にこの程度か…といったところではあった。
いやはや、なかなか同じクラスで競ることができるようになるのは非常に難しいというか、無理なんじゃね???
ま、無理だろうなんだろうと、挑み続けるんだけどね。
でもチーム単位では無理じゃね。
要は何年もの継続性の中で常時そういう環境でプレーしてなきゃ無理というか、そういう環境に身を置いてからがようやくスタートというか、なのでたまにこうしてトーナメントで一戦交えたくらいでは(そこで仮に勝つことがあったとしても)どうもならんぜ。

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