2001年12月8日のJリーグ「チャンピオンシップ」2ndレグ、鹿島アントラーズVSジュビロ磐田。

先週末にNHK-BSで放送された試合。
「チャンピオンシップ」の1stレグはホーム(ジュビロ磐田スタジアムでなく静岡スタジアムで開催)のジュビロが2点をリードしながら終盤にアントラーズが追いついて2-2のドロー。
2ndレグはカシマスタジアムに舞台を移しての決着戦。どちらもいいパフォーマンスで熱のこもった好試合。フットボールの内容的にもかなりイイ感じ。なんかさ、先日エントリーした2005年の最終節(ガンバ大阪が逆転優勝した試合)の内容よりもだいぶ充実しておりますね。
もっとも、後半の割と早い時間帯から両チームともスペース出来まくりで、、、という体ではあったんだが。
ゴールもなかなか生まれなかったが、両チームとも決定的なチャンスを多く創り出し、塩っ気の多いスコアレスではないし。

力量的にはジュビロの方が上回ってるかな。でもそれでも、アントラーズも奮闘して必ず押し返す。決定的なゴールチャンスの数は互角と言ってよいかもしれない。
ま、物足らない感があるなら、戦術的な部分というか(戦術的対応)ベンチワークの点かな。もっとも当時はコマ、タレントが豊富でなかったのかもしれないが。

あと、ほぼ毎度のことではあるが、「2ステージ制」で「チャンピオンシップ」で「年間」チャンピオンを決めてた時代で、この年も年間勝点でトップのジュビロ磐田がチャンピオンになり損ねた。
もちろん年間勝点といっても、各「ステージ」で「優勝」を決めている以上、単純に2つにステージの勝点を足し算してるだけ(だから、ま、歪な年間勝点言えるよなぁ…あくまで年間「総」勝点…)ではあるんだが。
それでも、年間勝点トップのジュビロ磐田と、「年間」チャンピオンとなった鹿島アントラーズの年間勝点の差が17ポイントもあっちゃぁなぁ。。。
もっともこの年は、ジュビロ磐田の年間勝点を17ポイントも下回った鹿島アントラーズが年間勝点2位ではあったんだが。それくらいジュビロがダントツだったわけですよ。
こういうことが、「2ステージ制」で「チャンピオンシップ」で「年間」チャンピオンを決めていた時代にはしょっちゅうあったわけです。
私なんか、年間総勝点が1番多くクラブが「年間」チャンピオンになったらホッとしてたもんだ。

2001年は、翌年にワールドカップを控えた時期。カシマスタジアムもスケールアップして装いも新たになり、1stレグの舞台となった静岡スタジアムもワールドカップの会場。なにしろ当時を思い起こせばワクワク感ハンパない…ってところだったろうな、と。
このNHK-BSの放送では(っていうか、当時の放送素材のまんまなんだが)1stレグの映像も少しだけハイライトで織り込んだが、陸上競技場である静岡スタジアムのピッチがですね、ゴール裏もしっかり芝生があるわけですよ。今は…というか、ワールドカップ終了後にすぐに日本の陸連規定のとおりに「縮小」されるんだけどな。
これなぁ、何度も何度も書かせていただいてるんだが、なんとかなりませんかね。変わりませんかね。
日本(の陸上競技場)だけだろうって、ゴール裏(ゴールライン外)の芝生が短いのは。タッチライン外もそうだが、2002年のワールドカップ後に幾分マシになった…まだまだ、トラック脇まで芝生を敷かせて欲しいんだけどね。世界各国とも、そうだろ。
まぁタッチライン外よりもゴール裏、ゴールライン外だな。
ここが変われば、また大きなエポック、大きな転機だと(日本のフットボールにとっても、日本のスポーツ界、日本のスポーツ文化・社会にとって…)もうずっと、、、何十年も思ってんだけどなぁ。

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