これくらいの分析を毎度サクッとやりゃイイのにな…テレ朝「日本サッカー新時代」

1月5日の日曜日深夜にテレビ朝日で放送された「日本サッカー新時代」なるタイトルの番組。ま、毎年新年早々に放送してる番組というかコンテンツなんだが。もちろん毎年異なるテーマや内容で制作されている。
今回は久保建英に澤登正朗氏がインタビューしつつ、久保選手の「サッカー脳」を「徹底解剖」するという趣向。徹底かどうかは別として、インタビューに答える久保のコメントも興味深かったが、攻撃や守備でどういう視点と思考でプレーしてるかを語らせ、CGを使って選手の動きを示すなど、なかなかに悪くなかったんじゃないだろうか。
…っていうか、これくらいの話を通常の地上波でも、地上波での試合中継の中でも話せられんかねぇ。新年の深夜のスペシャルコンテンツの中でしか試みないんじゃなく。フットボールを観るにはごく普通というか、フットボール専門家でなくても普通にこれくらいの視点や目線を持っていてよいという中身であり、一般ピープルには難しいと(勝手に、もしくは先入観で)TV屋は考えてるんだろうが、もはや2020年代にそれは無いっすよ。そういう固定観念は止めて欲しいね。
この番組にしても、そもそも解剖とか言うこともなかろうって。分析っていう表現だって大袈裟に思える。これくらいは普通にやりましょうぜ、ってところ。

この番組の中ではスコットランドでプレーしている食野も登場させていたが、スコットランドの地元の方々にインタビューをしていたが、彼らは別にクラブ関係者でもない一般市民なのに、それぞれにチームや食野に対する眼や考察めいたものを持っておったぞ。あれくらいにならないとな。
押し付けにはならないし、押し付けろって言ってるんじゃない。現代人は面白ければ、興味深ければ、そういう方面に思考を多少なりとも深めたり目線をやったりするようになりますよ。そういうのを止めてるのは旧メディアだと思ってますけどね。
詳しくなられたら困るんだろ。ま、そういうことでしょうよ。一般ピープルを〇〇にしてはいけない。いつまでも〇〇のままで居させようって、虫がよすぎるだろうって。

さて、今夜はU-23アジア選手権の初戦。テレビ朝日は一生懸命「オリンピック最終予選」と煽っているが、うん、確かに間違いない…どころか完全に正しい、、、が、日本はオリンピック出場権は開催国枠で既に有しており、まるで日本も(日本にとっても)この最終予選に出場権がかかってるかの錯覚うぃ起こさせるような煽りはいかがなもんかね。
毎度、その煽りの番宣が流れる時は笑っちゃってるんだが。
大会自体は昨日開幕しており、イラクVSオーストラリアは1-1のドロー、タイVSバーレーンはなんと5-0でタイだったらしい。開催国とは言え、タイが5-0でバーレーンを下すっていうのも、過去の歴史を考えるとなかなかのビックリっすな。

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