U-16女子アジア選手権…優勝してしまいました。

スペイン2部のマラガに移籍したが公式戦登録ができないという事情があって同じくスペイン2部のウエスカに移籍した岡崎が、芸術的というか凄い初ゴール。技あり、などと表現しているメディアもあるが、技ありってどころじゃない。味方がヘッドで落としたボール、しかし後ろに落ちたので戻りながらワントラップ、その状況ではゴールはもろ真後ろ、そこから身体を左後ろへ捻りながら倒しつつ、右足ボレーでゴール右隅へ叩き込んだと。スーパーゴールっすよ。
まるで八卦掌で回転して真後ろの敵を打つのと同じじゃねぇか…と思ったが、八卦掌は足では行かないんで。

U-16女子アジア選手権は昨夜がファイナル。ここ十数年見てきた中で最もナンだと酷評してきた日本チームだが、強いと思っていた北朝鮮に先制されがら逆転勝ちで優勝。これで、この大会単独で(これまでは日本と北朝鮮が3回優勝)最多優勝(4回)となった。
先制されたのは序盤。ロングボールに抜け出され、ペナルティエリア辺りで後ろから倒してしまい、PKを取られた。ま、あれはファウルを取るレフェリーも居るだろうし、取らないかもしれない。ファウルを取ってもペナルティエリアの外だと思うがな。
とにかくこれで先制されたが、これまでの試合より明らかにパフォーマンスがよく、不利なインテンシティでも頑張りを見せ、フィジカルコンタクトでもかわす、すり抜ける、相手を制するスキルを発揮する場面も出てきて、それが実ったのが同点ゴールのシーン。その後、セットプレーから予想もしない豪快なミドルを叩き込んで前半のうちに逆転。
確かに北朝鮮は強いが単調な内容で、これでブンブンというかブイブイというか、大量ゴールを奪えてしまうのがアジアのレベルか。ただ日本チームも、今大会最も手強い相手に対して、いいパフォーマンス、イマジネーションある連動が出たのも実際のところだろう。
というわけで(後半はかなりアップアップだったが同点ゴールを許さず)見事に優勝を成し遂げたわけだが、それでもこれまで見てきたU-16代表と比較すると、やっぱりナンだなっていう印象。女子の若年層の強化…強化もそうだがむしろ普及の方か、、、そこの問題があるように思われる。学校体育に女子サッカー部を設置というのが結局進められなかったし、それもあってプロ化ということかもしれないが、さてさてプロ化でそこが上手く行くものか。Jリーグができた時とは多くの点で決定的に大きく異なるわけで。若年層の競技人口だって、世間的には認識が低い(当時も低かった)かもしれないが、もう相当に大きかったわけだし。

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