ACL…アウェイで注文どおり、注文以上の戦いで逆転。

ACLの Round 16 は、一昨夜に鹿島アントラーズがサンフレッチェ広島との日本勢対決を勝ち上がってベスト8進出を決定。昨夜はホームの1stレグを1-2で落とした浦和レッズが、アウェイゴールを2つも与えてしまってのアウェイでの2ndレグという逆境に挑む一戦。
これまでどおり、相手は日本のチームに対して序盤からボールは持たせてくれるが守備網を厚くしてゴールは許さず、ミスを拾ってカンターを仕掛ける展開。
レッズはこの試合で最低でも2ゴールが必要で、できるだけ早い時間帯に1つでもゴールを奪っておきたいところ。

それが実ったのが前半終了近く。宇賀神の右サイドの突破からの正確なクロスを、興梠が巧みにマークを外して見事なマウス隅に沈めるヘッド。
後半に入ると相手がもう少し出てくるかと思っていたが、試合前日会見で浦和レッズで警戒する選手は居ない…などとコメントしていたらしいように、このまま0-1でもいいや(アウェイゴールで勝ち上がれる)というプランだったのか、前半同様の展開が続く。だがレッズもゴールに迫るシーンがなかなか増やせずに時間が経過していく中、杉本健勇を投入して明確にポストをさせ、さらに3バックの1枚を削って4バックにし、残り10分となったところでアーリークロスに杉本の裏から飛び込んだ興梠が再びヘッドを叩き込んで遂に2-0に。
それでもまだ10分あり、1点でも返されたら延長戦にもつれ込むところ、カウンターから何人もが攻め上がって、杉本のヘッドの落としを中盤センターのエヴェルトンが突き刺して注文以上の3-0に。
こうなれば仮に2失点してもアウェイゴールで上回れるわけで、さすがにこの3点めが決まった時は大きな拍手してしまいましたよ。
そしてこのまま3-0でタイムアップ。タイムアップ時には再び大きな拍手が出ました(笑)
浦和レッズの見事な戦いで逆転勝ち上がりと、視てる方にもこたえられない一戦となった。

しっかり試合のプランと戦術を用意してましたね。先週、そういう準備が日本のチームには無い…などと書きましたが、正にその成果だろう。実に素晴らしい。
これでベスト8に日本と中国が2クラブずつ(アジア東地区の4つが日本と中国2クラブずつ)という展開に。次のACL出場枠(ストレートイン出場枠)にも大いによい作用を及ぼす結果となっただろう。

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