素晴らしい突破とクロスでアシスト。上位プレーオフでも首位キープ。

ゲンクでプレーする伊東純也のことね。2月に入るまで行われていたアジアカップ後にチームに合流して、合流直後のプレスカンファレンスでは監督になかなか厳しいコメントを出されていたが、現在はすっかり右ウイングに定着。
ゴールもあるが、右サイドを突破してのクロスも貢献してるんじゃないか。

ま、ごく最近のインタビューで伊東自身が語っているように、ベルギーはフィジカルごりごりではあるんだが、スピードに乗ればアジリティで突破できる。現状、伊東は大いにそこでもいいパフォーマンスを見せていると言えるだろう。
そもそも、こういうサイドアタッカーをもっと育てりゃいいんだけど、どうも日本のフットボール風土は中に入りたがるというか、縦に突破しようとしない風情を生んでしまうというか。サイドに置いてもなんかフットボールの基本セオリーから違う…というか。とりあえずサイドに置かれてるんだけど、、、的な雰囲気もプンプン出してるし(?)
何もウインガーからのクロスに中央で空中戦…というのを想起してるわけじゃない(そういうスタイルを嫌うというか軽く見る風潮も日本のフットボールにはあるような気もするが…)別に空中戦じゃなくても、サイドを抉るっていうのはとても有効な攻撃であって。
そういうプレーもし、中に入ってきてフィニッシュもし、と。今まさにベルギーで伊東がやってるプレーじゃないっすか。
ま、伊東もJリーグでは必ずしもそこまでの意識やプレー内容ではなかったと思うんだが。
サイドを突破するし、でもウインガーということに縛るんではなく、2トップの一角でもプレーできるような、そんなアタッカーをもっと輩出すりゃいい…っていうか、輩出できると思うんだがな。そうしたら(そうなれば)また日本のフットボールのクラスが1つ上がることができるように思うんだが。

ちなみに伊東のインタビューによると、フィジカルコンタクトの強さも身につけるよう要求されてる模様。そこもなぁ、なんか日本のフットボール環境って取り組まないよね。フィジカル強化したらスピードやアジリティが落ちる…などという先入観もあったりして。確かにそういう例もたくさんありましたよ。だけどね、トレーニングに対する研究もノウハウも進化も向上もしてるんだしね。

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