普通に低調な出来、まぁこんなものだろうとは思うが。

アジアカップ、日本の初戦。コンディションに問題のある大迫をやっぱりスタメンとは、ちょっとナンだったが、予想どおり2枚の中盤底に冨安そして柴崎起用。トルクメニスタンは5-4-1の感じで中央を締め、日本の縦のパスを封じる。それでいて、カウンターではしっかり枚数を増やして来るという戦い方。
トルクメニスタンにこんなに苦戦すると思わなかった、という向きが多いんだが、こんなもんじゃないっすか。初戦。大会に向けた準備がよくないと評価する向きもあるようだが、選手の状態に大きなバラツキのある日本チームでは、グループリーグで調整していく感じになる。他国のようにテストマッチを大会前に1つもやんないで突入するのはどうか、、、という意見もあるが、やりゃあイイってもんじゃないしなぁ、、、日本チームのコンディションのバラツキ具合とかを考えたら。

試合展開としては、日本は圧倒的にボールを持てるんだが、トルクメニスタンの分厚いブロックに手こずり、それでも11分過ぎに後方からディフェンスラインの裏に落としたボールに堂安がヘッドで合わせたが決め損ない、、、あれは決めてくれないと。足元、足元でボールを受けて仕掛けようとするやり方を封じ込めようとして来ている相手に、実に効果的な裏へ落とすボールだったのに。
そうこうしていると、壮大な(!)バックパスのミスからミドルシュートを叩き込まれて先制を許す。あれは確かに強い威力のあるシュートだったが、ゴールキーパーはあれくらいは防いでくれないと。
中盤センターの柴崎は低調なプレーだし、冨安もなんだかなぁ…という感じで、前半は1点ビハインドで終了。
前半にも幾つか、後半に入っても決まりそうでわずかに決まらないフィニッシュがあり、嫌な感じもあったが、まぁこの相手なら最低でも1-1にはするだろうと思っていたところ、大迫のゴール前でディフェンダー2人をターンで交わしてのゴール、さらに幅を取った原口からオーバーラップした長友の折り返しを合わせての2ゴールめで逆転。さらに堂安も反転ショットを叩き込んで3-1。その後、またしょうもないミスからPKを与え、3-2とされてタイムアップ。
冨安は後半もガンガン前へ出ていき(左サイド寄りの位置にポジショニングしてるシーンもあったなぁ…)冨安がそういうのが好きなのは知ってるが、ちょっとこれで今大会を戦おうとするなら問題は大きいかも。遠藤航も居るとはいえ、同じようなプレーをしたがるし。(たぶん森保監督も期待していたと今さらながらに思われる)守田の離脱は大きかった(イタかった)感じだな。
柴崎もなぁ、低調っすなぁ。柴崎のこのプレーメイクで今大会、戦っていくんか???
あと、相手ゴール前で密集している状況で、反転シュートやら結構打つのはイイんだが、低い弾道ばっかしで(それがいいシュートって教わってるしなぁ…)ちょっと浮かせんかいね。ことごとく相手の足に当たったり(足に当てられたり)してるじゃんか。堂安が決めた、ああいう弾道で行かないと。

印象としては、いわば調整試合とはいえ、それでももうちょっと安定感はあるだろうと思っていたが、予想していたよりずっとタイヘンそうだな。あと、ボールとフィットしてないのか、コンディションに問題があるのか、どうも他国と比べてボールタッチ、キックがフィットしておりませんな。その辺、どうなんだ。
あと、交替枠を2枚も残してタイムアップの笛を聞いたが、これは何故に?? 交替カードを使うと不安なくらい試合最終盤は緊張状態だったのか、交替で投入できる選手が居ない(それほどコンディションがよくない)のか、それともベンチ・監督が固まって(?)いたのか、何なんでしょうね。。。

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