クラブ・ワールドカップ、もうちょっとスリリングな試合をやってくれるかと思ってたのは正直なところ…

鹿島アントラーズ、レアル・マドリードとのセミファイナル。ミッドウイークに深夜1:30から3:30まで観戦は、ま、ちょっと辛いっすね。状態のよくないレアルによもや勝てるかも…とは思ってなかったけれど、もうちょっとね、ガンガンやってれくるかと期待してたんだが。
キックオフからわずか2分あたりのコーナーキックのボールが、昌子の頭にわずかに当たらなかったか、、、あれが決まってれば、違ってたかもなぁ。どうしても決めなきゃイカンかったですよ。

レアルはコンディションよいわけもなく緩い入りで、日本テレビの実況ブースでは岡田武史氏と城彰二氏が(レアルに合わせてないで…ボールを持てることに満足しないで…)もっと行かなきゃ、と再三コメントしてたが、まぁそうだなぁ…と。行きたくても行けなかった感じもあんまりなく、もっとガシガシ行って欲しかったのは率直なところ。
で、ようやくレアルのウオーミングアップ時間が経過すると、これも岡田氏のベイルひとりが要注意とのコメントのとおり、ペナルティエリア付近でギアを2つくらいあげられると為すすべなし。ああいうギアチャンジは、普段やりなれてないから日本チームには正直苦手な局面。
後半立ち上がりからの選手交替も(右サイドバックの西を永木に替えて中盤センターに、右サイドバックには内田篤人)意図はわかるんだが逆効果だった感もあり(試合後の大岩監督の話によると、永木のコンディションの問題への対応でもあったらしい…)後半立ち上がり早々に左サイドからの長~いバックパスをベイルに追いかけられ、なおかつセーフティーに逃げようとしたはずが逆にアシストになってしまい失点。ま、これもイタかったのは確か。しかし、そもそもあそこでなんであんな長いバックパスをするんかね、、、これも日本選手の悪癖だわな。
ちなみにバックパスした選手のことを日本テレビの実況アナウンサーは(この凡ミスの直前に)今日は攻守に活躍…などとのたまわっておりましたな。確かにその前にゴールライン上すれすれでクリアしたプレーはあったが、それだけの印象でそんな形容ができることの方が笑ってしまう。

あと、この試合ではアントラーズの各選手のボールタッチの粗さが度々目についた。レアル相手でなければ、ここまでではないだろう。ボールを持ってマーカーと相対した時の距離も、あれでは交わすことはできないよな。そういうのも、はっきりとは浮かび上がらない差だろうな。

海外メディア…目にした範囲ではスペインやイタリアのメディアで(イギリスもだったかな??)鈴木優磨と三竿の不在が大きかった、というような記事があり、まぁそういう言及をされるようになったのは、日本のフットボールのステイタスや情報や関心度が高まっていることの証左だなぁと。そこは少しシミジミとしたんだが。

…という、頑張って視聴した甲斐は残念ながらなかったんだが、あともう1試合、3位決定戦をリバープレートと対戦するスケジュールが残っており、リバーもマジで来ることは間違いなく、どういう結果になろうとも、いい戦いを見せてくれたらな、と思います。

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