ターンオーバーしても、こういう大人のフットボールが普通にできるようになれたらイイんだが…

昨夜はJリーグのカップ戦(ルヴァンカップ)ウイナーが、南米のコパ・スダメリカーナのウイナーと対戦する「スルガ銀行チャンピオンシップ」。今年はセレッソ大阪とインデペンディエンテの対戦。
セレッソはリーグ戦(Jリーグ戦)から大幅にターンオーバーして臨み、それだけで(それが一番の)昨夜の話題というか議論の的になっておったが、別に私なんかはまぁイイんじゃないかと思うけどね。そもそも、この酷暑の中、週末とミッドウイークと過密日程が組まれてりゃ、そうするのは特段おかしもなかろう。リーグ戦(Jリーグ)重視ってことか…って言うかもしれないが、へ?? 国内リーグ重視ってインターナショナル的に普通なんじゃないのか。こういう日程を組む方が間違ってんじゃないか。
ただ問題は、替わってピッチに立った選手たちが、そういう視点を払拭するようなパフォーマンスを見せられないことにあると言うべきでは。

あと、わざわざ遠路はるばるアルゼンチンからやって来た相手に対して失礼だろうとか、国際タイトルを争ってるのにとか、そういう発想もあるだろうな。確かにインデペンディエンテは1週間も前に来日してたようだし、でもそれに対して失礼云々はちょっと違うと思うし、国際タイトルっていうか、、、カップでしょ。日本人は何でもかんでも「タイトル」って言い過ぎやしないかね。

さて、そういう話は置いておいて、インデペンディエンテの守備から攻撃へのトランジションのスムースさ、中盤でのプレス、ボールホルダーへの寄せと並行してのゾーン守備、ボールへ行く人間の判断、、、ここら辺は日本のチームはまだまだ及ばんなぁと。インデペンディエンテの攻撃は結構シュートパスを繋ぎ、それにドリブリングやサイドチェンジも交え、縦への突破を意識されたもので、日本のチームにも似たものがあり、そこら辺は大いに参考にもなったんじゃないか。だが、中盤の守備網、守備システムについては、戦術的決まり事が見て取れるというよりは何気に普通にできてる(できちゃう)リテラシーというか基礎・基本めいたもの(の浸透)が醸し出されていて、ここは日本はまだまだっすなぁ、、、という印象を持ちながら(特に前半)見させていただいておりました。
セレッソはこの試合は3バック(5バック)で臨んでいたが、5-4-1のラインを早く敷くんだが、そこで相手のミス待ちでしかないところもイタい。ま、大体において日本のチームはそうなんだが。
…というわけで、大人のフットボールというか、素養的なものか、常識的というべきかデフォな基本戦術というか、しかも守備のね、、、そこら辺で、特に若い選手が多くプレーした昨夜のセレッソのパフォーマンスとは大きな差がある感じがしましたね。

そんな「スルガ銀行チャンピオンシップ」だったわけだが、来年からこれ、どうなるんだろ。。。わかる御方にはわかると思うけど。

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