嫌いではないです…

昨夜のテストマッチ。ジャマイカのシェーファー監督は、2002年のワールドカップの時にカメルーン監督として、この新潟で戦ってるんだよね。そういうところからも、歴史は少しずつ積み重なって行っていることを感じる。

試合の方だが、さすがにオウンゴールの1点だけ、というのはどうにもこうにも。ジャマイカも日本を警戒し過ぎ。結構、人に張り付いてきて、あれじゃ逆に攻撃もままならんだろう。実際そうだったけど。
相変わらずまだドタバタしている日本チームだが、こういう攻撃コンセプトは私は嫌いではないです。高い位置でボールを奪ってショートカウンター的に、中盤の選手も前線へ積極的に顔を出し、人数をかけた攻撃。しかし手数をかけ過ぎない…というコンセプトに見えるが。
細貝はやはりアンカーでしょうな。展開力が以前より指摘されているが、そこは傍に居る柴崎(ないしは香川)が引き受けるとして、それよりも潰し役が必要だろう。14日のブラジル戦も細貝アンカーで行くと思うが、柴崎ら(香川が離脱したので田中順也とかになるのか??)との中盤がどこまで通用するか、それは見もの。かなり危ない気がするが。
センターバックに森重と初キャップの塩谷だったが、ジャマイカの攻撃がアレだったとは言え、なかなかよかった。特に塩谷は、サンフレッチェ広島では3バックなんで、4バックのセンターができるかと思っていたが、普通によかったと思う、終盤では得意の持ち上がりも見せたし。
スタメンで3トップ左に入って武藤が、攻撃面ではまだまだスキルの課題を幾つも感じさせられたが、でもボールを持ってちょっと(アウトとかで)ズラしてシュートを放つ、あのプレーは個人的に好きです。あと、守備で結構できるのがわかった。
右サイドバックで起用された酒井高徳は、いいプレーもあったが、結構アバウトなパスやクロスは相変わらずで、海外じゃぁこんな方が普通なんだろうとも思う。後ろにベッタリ付かれている本田圭佑の足もとに付けたボールは、そっちの足に付けたら次のプレーができない(遅れる)だろ、っていうシーンもあったが。
そういうわけで、攻撃コンセプトは嫌いではないんだが、そういうコンセプトであるが故に、逆襲を受けた時にどう対応するのかが、この試合では比較的機能していたが、相手がブラジルとなるとどうなるか。カウンターでズタズタにされるかもしれない。
左サイドバックの長友だが、大丈夫ですかね。ブラジル代表で言えば、マイコンみたいな存在になってきている気がするが。それはつまり…ってことです。あ、マイコンを目標にしてきたんで、それもいいのかな??
岡崎は途中で下がったが、身体が動くね。ドイツでの好調さを物語っている。2度、オーバーヘッドがあったが、それよりも、試合序盤に左からのクロスを胸トラップ一発で相手ディフェンダーの裏へ入って行った場面で、それを感じさせられましたね。

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