一瞬の隙を突かれて、って言ってるようじゃぁ…

失点シーンでは、日本のメディア(特にTVか??)は実にしばしば「一瞬の隙を突かれて」っていう表現を使う。これっていつまで続くんだろうなぁ。なんかMC原稿作るのに、手抜きというか、怠けてない??

何でもかんでも「一瞬の隙を突かれて」とか言ってんじゃないよ、って思うんだな。もうちょっと分析的に、ないしは状況説明的なMCをつけなさいよ、って思う。尺(MCを当てる時間)がないから?? そんなん言ってたらダメっしょ。そこを何とか知恵出してやってみせてもらいたい。仕事でやってんでしょ。仕事らしいこと、やんないと。
そういうMCつけてると、見てる方も普通にそういう表現を使うようなる。そんなんで片づけているようじゃぁ、いつまで経っても失点は減らないだろうな、ナショナルチームであろうがクラブチームであろうが。妄想系かもしれないが、こういうところからも守備文化の希薄な日本のフットボールの一端が見えたりしないか?? U-18のクラブ同士の対戦の映像を見ていたが、やはり相当に守備における(特に最終ラインでの)1対1の対応はやっぱりヘタクソに見えるけど。これが日本のフットボールのデフォ、って感じ。攻撃や個人技術だけでなく、競り合いでの身体の使い方とか、1対1守備の対応法とか、もうちょっと教えたり伝えてあげたり伸ばしてあげたり、そういうのが若い世代から必要なんじゃないか。日本の指導者はかなり優秀だとは思うが(監督はどうかは別として)そういう部分では遅れているのは、ノウハウがないのか、身体運動自体やメカニズムや身体のサバキとか…そういうものに(サッカーのことだけにしか興味がなくって)知見や関心がないのか、残念感はいつまでもつきまとう。

ところで、今週月曜日から水曜日にかけて日本テレビが注力してプッシュしたゴールデンタイムのスポーツ中継3連弾だったが、真ん中(2日め)の日本代表の「壮行試合」は普通に毎度の安定的なテストマッチの視聴率だったにもかかわらず、特にその翌日、日本代表戦の視聴率に押し上げてもらおうと狙っていた思惑が完全に外れた結果となったのには、予想以上で…まぁなんというか。もうそういうモノのゴリ押しは止める時代ですよな。本当に。

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