ピッチの選手たちも低パフォーマンスだったが、それ以上に森保監督の限界をこれ以上ないくらい露呈した一戦。

昨夜のワールドカップ・アジア最終予選。オマーンは1ヶ月間の準備の成果を十分に発揮し、日本対策も研究し、勝つべくして勝ちを掴み取った内容・結果。そりゃ文字どおり歴史的勝利でタマランだろう。
日本はそもそもスタメンからして、まるで2018年のロシア・ワールドカップの焼き直しかと思うようなメンバー。ゴールキーパーとセンターバックの1枚と、ウイングの1枚の3人が違ってるだけ。しかもこの試合のスタメン平均年齢が29歳を超えている(30歳近い)という事実。その条件で3年間という時間は重い。その間の劣化を反映しただけと言われても、仕方のないこと。
しかも、何ヶ月も試合に出ていない選手をスタメン起用するっていうのは摩訶不思議でしかないし、ここのところ日本チームでプレーしていない選手をいきなりスタメン起用するというのも奇妙なこと。
そもそも海外クラブ所属の選手は、シーズンが始まったばかりでコンディションも試合勘も整っていない状況。オリンピックにオーバーエイジで出場した選手3人は、ヨーロッパのシーズン終了後もオリンピック、新シーズン開幕と休息なくプレーしていることも考慮に入れなくてはならない。
そういうことを全く考えていないのかどうか知らないが、案の定、ピッチ上の動き出しも少なく、ミスも多く、目に前の相手を突破することもできず、こんな程度で(アジア相手だとしても)ワールドカップ予選で相手を倒すことはできない。
ワールドカップ予選はそんなもんじゃないわけで、リアルに戦いであり戦闘なわけで、戦前に一般ピープルの関心を煽ろうとどんな危険性を訴える言葉を発していたとしても、甘く見ていた、侮っていたと言われても仕方がないだろう。

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