ワールドカップ・アジア最終予選の動向。

昨日はヨーロッパでも南米でも、北中米カリブでも、オセアニアでもワールドカップ予選が行われ、ヨーロッパではドイツVSスウェーデンが4-4(4-0からスウウーデンが追いついたらしい…激しく見たいと思う!!)とか、何だか凄い試合があった模様。

スペインVSフランスは、1-1のドロー。ロスタイムに追いついてアウェイでドローに持ち込んだフランスはオンの字なんじゃないか。スペインにポゼッションされながら、4-4あるいは4-5の2ラインで守備ブロックを敷いて、ボールを奪えたら2列めのラインの選手が猛然と前線へ…攻撃に厚みを加えようとする。決まった誰が前へ、というわけではなく、状況に応じて誰かが、という感じで選手間で意思疎通とビジョンの共有ができてるよう。この辺が、例えば日本のチーム(代表という意味ではない。Jリーグのクラブなど)が2ラインのディフェンスを敷いた時に、完全に遅れている部分。そしてスペインはというと、ご存じのとおりのパスワークに、フランスの守備網を揺さぶりをかけ、スペースがちょっとでも空くと誰かが(誰が、というのじゃなくて誰かが)そこに入り込み、そこへ(誰が、じゃなく誰でもが)ズバリ!!とボールを打ち込む。とにかく「誰が」という風に決まり切っているんじゃなくて、「誰でも」というのが日本チームとの差というか大きな違いだな。
まぁこういう相手としょっちゅう戦うんだから、そりゃお互いに高まって行くだろう。日本代表の誰かが(香川だったかな?)ブラジル戦後に、こういう相手と毎月やりたい…みたいなことを言ったそうだが、正にそういうことだ。この辺がアジアじゃ叶わないことなんで…進化発展が極めて難しいというか、悩ましいところ。
さて、アジア予選、日本の入っているグループはオマーンがホームでヨルダンに勝ち、オーストラリアはアウェイでイラクに逆転勝ちでやっと初勝利。これでオーストラリアとオマーンが勝点5で(得失点差でオーストラリアが2位に)並んだ。来月14日はアウェイでオマーン戦。ここで勝点3を奪うか、最低でも勝点1を積み上げたい。普通にやれば問題ないんで、勝点3を奪うことができれば、この最終予選残り3試合でも相当いろいろな選手を試すことができる。なので、勝点1でもOKなんだが、勝点3と行きたいところ。

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