ワールドカップで日本人審判基準の正しさが証明されたとする見解について

Jリーグではレフェリーがピッピッピッと笛を吹くのでプレーが止まってばかりでつまらなくなる、、、というのが通説??であったわけだが、ワールドカップで西村レフェリーのジャッジメントがFIFAにも評価高かったということで、何だかその通説が覆されそうな雰囲気が(ごく一部に)あるとかないとか。

確かに、クオーターファイナルのオランダVSブラジルという大一番を任され、ファイナルでも4thオフィシャル(第4の審判)を命じられたくらいなんだから、西村氏のレフェリングは評価高かったのだろう。ファイナルの4thオフィシャルなんて、率直に偉業だし。
Jリーグのジャッジメントはフィジカルコンタクトに対して細かくホイッスルを吹き過ぎるというのが通説だが、西村氏はワールドカップで基準を変えたりしてないと語っているとか。ということは、レフェリー側からしてみれば、Jリーグの選手はフィジカルコンタクトにおいて倒れ過ぎると、だからホイッスルが増えるということかな。まるで選手の方に問題があるような話になるが、じゃあレフェリーの方もすぐ倒れるプレーに対してはホイッスルを吹かないようにしていただけないだろうか。
実際Jリーグのブラジル人プレイヤーは上手に倒されて(倒されたことにして)もしくは日本人プレイヤーが寄せて来てボディコンタクトして来るように仕向けて、ファウルを貰うのが得意だ。日本人プレイヤーが総じてボディコンタクトの仕方が下手なこともあるだろうが、Jリーグの日本人レフェリーもそういうのは(乗せられて??騙されて??)ホイッスルを吹かないようにしていただきたいのだが。こういうのは相互作用、相乗効果なのだから。

昨日のJリーグの鹿島アントラーズVSヴィッセル神戸で、この試合のレフェリーはワールドカップでのオランダVSブラジルで主審を務めた正にその西村氏だったのだが、アントラーズのブラジル人監督のオリベイラ氏がちょっとした判定に対する異議で激怒して退席処分になったが、あれはワールドカップのオランダ戦の敗戦(および、その試合での西村氏のレフェリング)への不納得が根底にあるような気がする。以前も書いたように、あの試合での西村氏のレフェリングはほとんど正しく正当だったのだが。ブラジル人は根っこの部分では日本人を見下していると思っている、、、プレイヤーについてもレフェリーについても。Jリーグのレフェリーもそういう威嚇??めいたものに負けないで欲しい。

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