女子ワールドカップ、勝点2を落とした結果の初戦。

このグループで最も力の劣るアルゼンチンとの初戦。悪くても内容はどうあれ勝点3ポイント獲得が must だったのは誰しも承知。大会初戦の難しさやデキがよくないのは想定内としても、ドロー狙いのアルゼンチンから1ゴールも奪えず(決めなきゃイカン場面もあったものの、決定的なチャンスもさして作れず)スコアレス。普通にグループステージ突破が怪しくなってきた。

どの選手もインテンシティやアジリティが低いし、身体もキレてない。リーチのある相手との玉際に全部引っかかって、キックもシャープでないし、どういう最終調整してたんかっていう疑問が。プレーのスピードもテンポもアップしないし、ややリズムの違うプレーが出たと思ってもすぐに戻ってしまって、ほぼずっと同じリズム。
選手交替もよくわからん。やっとバイタルが甘くなってきて横山がミドルを打ったが(ゴールキーパーが弾いて菅澤が詰めるもふかしてします)その直後に早々に横山を、こちらもケガでコンディション万全でない岩渕に替えてしまう。
岩渕が入って少し変化が出てきたと思ったら、遠藤純を入れたいのはわかるが、左サイドに置いて(それもわかるが)フォーメーションを1トップ+2列め3枚にして、岩渕を右に、中央に長谷川にしてしまい、また停滞。岩渕も5分程度しか効果がないのかもしれない。
最後の交替カードは、最終ラインを1枚けずって最前線に宝田を入れたが、植木の負傷離脱で急遽呼ばれた選手。これがAマッチ発出場の選手。その選手を使わざるをえないということは、小林のコンディションがまだよくないんだと思わざるをないし、籾木もコンディション不良という情報もあるし。
まぁ、いろいろいろいろ問題が多い。グループリーグ残り2戦で戦うアイスランドとイングランドの一戦も前夜見たが、普通に大丈夫じゃないね。

この試合、地上波でフジテレビ、BSはNHK、そして J SPORTS で同時放送だったんだが、どうもNHK-BSが一番リアルタイムに近く、続いて J SPORTS、フジテレビの順だったようで。BS放送の方が地上波より早いという画期的(?)な出来事だった。
それにしてもフジテレビもNHK-BSも実況、コメンテーターの話・声が聴くに耐えない感じで、何度もエスケープのように試合中継ザッピングをしておりましたよ。

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