メサベルデ国立公園

メサベルデ国立公園

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高度な文明を誇った緑の台地
メサベルデ国立公園


メサベルデ国立公園 メサベルデ国立公園は、ロッキー山脈の麓コロラド州の南西にある国立公園で、1978年にアメリカで初めて世界遺産に登録されました。メサベルデとは、「緑の台地」を意味します。

今からおよそ1400年前にこの地域に住み着いた先住民、アナサジ族は、狩猟から農業を中心とした生活を始めました。アナサジ族は高度な文明を持っていましたが、その700年後にこつ然と姿を消してしまったのです。

アナサジ族はカゴをつくる技術に長けていて、「バスケットメーカー」と呼ばれた人々が暮らした時代の住居跡も残っています。標高差500mのメサを一気に登る車窓のパノラマは「素晴らしい」の一語です。また、ここはアメリカ考古学史上、最も古くから保護を受けた遺跡として知られています。

メサベルデ国立公園のゲートシティは、公園の東36マイル(58km)にあるデュランゴと北西10マイル(16km)にあるコーテーズです、公園内にはさまざまな遺跡がありますが、レンジャーの引率でしか入れない場所もあり、最初にビジターセンターを訪れて予定を立てることをお勧めします。

公園内には1件だけ宿泊施設(Far View Motor Lodge)があり、3月下旬から10月下旬までオープンしています。素朴なつくりですが、全室にバルコニーがあり、部屋から絶景を見渡すことができます。

クリフパレスと呼ばれる遺跡は、メサベルデ国立公園の中で最も大きな建造物です。西暦1200年頃に建てられた断崖住居で、砂岩でできたブロックが正確に積み上げられてできています。部屋は2〜3人用のスペースがあり、必要に応じて建て増しをしていたようです。

西暦1300年後半、人々はメサベルデでの生活を捨て、突然消えてしまいました。理由はよくわっかっていませんが、食糧事情の悪化が原因ではないかと推測されています。この土地を出た人々は南の土地に移り、その子孫が現在のプエブロ族ではないかといわれています。