アメリカ西部5州政府観光局がおくる、大自然、歴史、観光スポットなど、アリゾナ州の魅力満載のメディアリリース!

グランドキャニオン

20億年の地球の記憶グランドキャニオン




グランドキャニオン国立公園の入り口

世界遺産のグランドキャニオン

地球規模の地殻変動や川の侵食、日中と夜間の気温差、風雨による侵食などの大自然の営みが、気が遠くなるほどの長い年月をかけてつくり出したグランドキャニオン。東西に広がる全長446kmの渓谷は南壁と北壁の間は狭いところで13km、最も広いところで26km、深さは1600mというとてつもない大きさです。地球が誕生して45億年。1979年には世界自然遺産に登録されたグランドキャニオンは17億年前の地層、川底では20億年前の地層が露呈しており、まさに20億年の地球の記憶を伝えるかけがえのない人類の宝です。

グランドキャニオン国立公園へのアクセス

グランドキャニオンは東から西に流れるコロラド川をはさみノースリム(北壁)とサウスリム(南壁)に分かれています。最も壮大なサウスリムの景色には車で簡単にアクセスすることができます。アメリカ南部を横断する主要高速道路 I -40から州道64号線がグランドキャニオン国立公園のサウスエントランスに通じており、州道64号線はそのまま国立公園内のサウスエントランス・ロードに引き継がれ、充実した施設が整うグランドキャニオン・ビレッジまで導かれています。

リムに突き当たったところからはデザートビュー・ドライブと名前を変えて、グランドキャニオン・ビレッジより東のイーストリム(東壁)と呼ばれるリム沿いをイーストゲートまでつなぎ、再び州道64号線となって、グランドキャニオンの東を南北に走る89号線へと通じています。

アクセス
フェニックスから348km (車で約4時間)、フラッグスタッフから124km(車で1時間45分)、ラスベガスから443km(車で約6時間)

グランドキャニオンの楽しみ方

グランドキャニオン国立公園のゲートで入場料を払うと国立公園の地図と「The Guide」という案内書がもらえます。シャトル・バスのルートマップ、レンジャー・プログラム、日の出、日の入りの時刻、宿泊、食事、その他のいろいろなサービスや公園内のニュースなど情報満載の「The Guide」を参考にしながらグランドキャニオン観光に出発です。ビジターセンター「キャニオン・ビュー・インフォメーション・プラザ(CVIP)」にもグランドキャニオン観光のヒントになるような情報や展示があるので限られた時間を有効に使うプランづくりに便利です。CVIPのオープン時間は午前8時から午後5時ですが、屋外にも館内と同じ内容の展示物があるので、時間外でもぜひ訪ねてみてください。

サウスカイバブ・トレイル
サウスカイバブ・トレイル
リム沿いの展望台を車で回ったり、公園内にある歴史的な建物を見学したりするのもいいのですが、グランドキャニオンの魅力を体験するのにはハイキングがベストです。一歩降りていくたびにキャニオンは姿を変え、色を変え、我々を素晴らしい世界に引き込んでくれます。通常の観光ルートであるリムとコロラド川が流れるキャニオンの下とでは1600mもの標高差があるため、さまざまな顔を見せてくれるのがグランドキャニオンの魅力です。

深く刻まれた渓谷は20億年もの地球の歴史を物語ってくれると同時に、岩に刻まれた絵文字は、古代に住んでいた人々の歴史も語ってくれます。