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HOUSING TROUBLE ( IT'S TERRIBLE! )
第39日 

今日はホームステイのトラブルの話。半分愚痴みたいなもんです。それでも読みたい方だけどうぞ。

ホームステイをすると聞けば、ネイティブスピーカーと毎日話ができて、ご飯も毎日作ってくれて、休みの日にも一緒に出かけたりなんかして、お別れの日には涙涙、なんてことをイメージしないだろうか。

少なくても俺はそれに近いことをイメージしてました。まあそこまで仲良くならなくても、日本に帰ってから手紙くらい書きたくなる関係が築けることを期待してたわけなんだけど、みんながもし留学してホームステイするとなったらどんなイメージを持つ?

俺のステイ先の話はすでにしてきたから、この日記を読んでくれている人にはわかると思うけど、少なくとも俺はその関係作りに失敗してしまった。

理由:
(1)学校から家が遠いのに夕ご飯が早くて、ほとんど夕ご飯を一緒に食べれなかった。
(2)その夕ご飯もめちゃくちゃまずくて、本当に食べるのが苦痛だった。
   作ってもらうよりTVディナーのほうがましだった。これもまずいが。
(3)夕ご飯が終わってしまうと家中真っ暗にしてみんな各自の部屋へ引きこもってしま
   い、夕ご飯以外に会話のチャンスがなかった。
(4)単純にうまが合わなかった。
(5)俺の語学能力が圧倒的に足りなかった。

とこんなところだろうか。
とはいえ、俺の場合は取り立てて大きな問題があったわけではない。ホストのじいちゃんとばあちゃんは普通にいい人だったし。

だけど、ステイ先でのトラブルはいろいろあるらしい。
学校にいる人から聞いた本当の話だが、とあるステイ先はシャワーの時間が5分と決められていたそうな。そこにステイしていたのは女性である。当然5分じゃ足りないので、必要な分だけは入っていたらしいが、まあそれでも10分かそこらだそうだ。それなのに、どう計っているのか知らないが、5分以上入っていると決まって注意されたそうだ。

そんなバカな。シャワーの水をケチりたいならホームステイなんかさせるな!!! といいたくなるよね。

他にもある。
これも女性なんだけど、下着がなくなること2回。もう一人いるステイメイトも女性だから、疑わしきはホストファザーということになるんだが、まあ1回目は彼女も勘違いかもしれないと思い黙っていたらしい。

でも2回目がおきたときには、さすがにホストに文句をいったそうな。これはおかしいと。そしたら犯人探しをしないまでも、一緒に対策を考えるなりするのがホストの役目だと思うのが当然でしょう。ところが彼らは、彼女を空想癖のある変な人扱いをし始めた。

「そんなクレームを学校に出されると、次にステイする人が来なくなるから、変ないいがかりはやめてくれ」

とまでいわれたんだと。ほとんど頭ごなしだったみたい。本当にひどい話だ。

さらに、まだある。これまた女性だが、彼女は到着してから1週間毎日、まったく同じ飯を食べさせられたそうだ。しかも毎日同じ料理をちゃんと作るならまだしも、当然そうではなく、初日に作ったたくさんの量のなんだか味のないスープみたいなものと、ハムとが毎日冷蔵庫から出てきて、レンジで温めて食っていたそうだ。彼女はタイ人なんだが、本当に悲しくて毎晩泣いていたんだと。

どれも悲惨な話だよね。これらの問題はかなりひどい例だけど、どのホストをとっても、こまごましたトラブルはたくさんある。彼女たちはみんな、そろって払い込んだ金額分の滞在をせずに、ほとんど喧嘩別れをして家を飛び出している。本当に気の毒だ。

こういう実態を知らないで、安易にホームステイを選ぶのは危険だと思う。ま、知っていたからといってホストを選べるわけではないので、あまり変わらないかもしれないけど、ホームステイもそこそこチャレンジャブルであると知っていれば、それなりの心構えができるから、ちょっとは違うんじゃないかと・・・。

ホームステイはそれ専門の斡旋エージェントがいるんだが、この手の話は一向になくならないらしい。もうちょっと改善する努力とかできないもんなのかね。まったく・・・。

| - | 12:00 AM | comments (0) | trackback (0) |

 
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