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でかいものほど安い
第38日 

ここのところ毎日自炊を慣行している。といってもせっかく買ったジャーはあまり使っておらず、もっぱらパスタを食べている。それでもホームステイのご飯をいただくよりは、申し訳ないけど数百倍満足できている。

こう見えても俺は、多少料理をするのである。今日はこれから豚キムチを作る予定。そんなわけで、毎日スーパーマーケットの中を練り歩いているんだが、日本に慣れている俺にとって、こっちのスーパーは本当に使いにくいと感じてしまう。特に一人暮らしの自炊者には、まったく持って不向きな感じがする。

「スーパー」
肉のパックがでかい。とにかくでかい。決して一人で食べる一日分の食材など買えない。だから同じ食材を使っての料理が、複数回必要になってしまうのである。料理のレパートリーが少ない俺にとっては、この問題は結構重要で、今のところ同じ料理を2日連続で作ることがルーチン化している。

たいていのパックは2日では食べきれない量なのだが、同じ料理は2日が限界である。残りの食材は捨てるか凍らすかするわけだが、まあめったに食べることはない。

パックは大きくなればなるほど安い。まあこれは日本も同じかもしれない。牛乳やその他フレッシュジュースがこれまたでかい。そしてやはりでかいほど安い。

日本でいちばん見かける1リットルパックは本当に少なくて、その飲み物売り場の1%も占めてない。そして、いちばんコストパフォーマンスが悪いのである。しかも圧倒的に。例えば、こないだ見た値札だと、1リットルのパックが2ドルに対して、2リットルが2.5ドルなのである。同じ銘柄の飲みものが。そりゃどう考えたって2リットル買うでしょう。

お菓子もすごい。日本サイズのお菓子が99セントだとしたら、その3倍の袋が1.5ドルくらいだったり。まあ何でもそんな感じ。

スーパーのスローガンはきっと、『でかいものほど安くしろ!!!』ではないかと思っている。

| - | 12:00 AM | comments (0) | trackback (0) |

 
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