砂漠の中のサバイバルツア一!

今回のトリップはキブツヤクームのボランティア約35名と、同行するキブツニック(キブツメンバー)3名を1台のバスに載せて行く。

自給自足がテーマのキブツではゼータクな旅行といっても基本はサバイバルツア一。当然、食事はすべて自炊。1週間の自炊に備えてパンや肉・野菜そして鍋、釜類から水までたっぷりバスに積み込む。そして宿として、砂漠の白い砂の上で野宿できるようにボランティアは皆寝袋を持っていくのが必須。

でもこんなスタイルの旅に行ったったことのない私には何とも魅力的。準備に、前日からタ方からダイニングル一ムにあるさまざまな食料や料理道具をつめこむだけでも、ワクワク。

キブツトリップの夜。輪になって歓談する。

サバイバルツア一にいざ出発!

翌朝、空がしらむ前、早々に朝食を済ませると、いよいよ出発。バスはまずエルサレムをめざし、ごく普通の観光旅行。何かと話題の嘆きの壁や聖墳墓教会などを観光案内してもらい移動。と、ここまでは、ごくごくフツーだが、この後が大きく違う。

初日1泊めは外でキャンプのハズが、あいにくの雨ふり。旅に出たは4月の上句。イスラエルの気候では昼間は30度をこす日があるのは当り前。しかも雨は極端に少ない季節なはずなのだが……。しかたなく、近くにあるキブツに声をかけお願して、未使用中のにわとり小屋を一晩の宿として貸りる。そして、トリ小屋の中で、クックッルドゥドゥ(これは英語。ヘブライ語でトリの鳴き方は忘れました。スリハ一)とキャンプファイア一。

と、この後も砂漠に泊ったり(昼間は40度以上の気温で灼熱の太陽の日をたっぷり浴びた砂の上は、ほのかに温かく快適)、また、べドウィンの村に泊めてもらったり、とにかく、ありきたりのツアーではとても体験できない旅がタップリ楽しめる。

で、この後の旅の思い出ではまた機会があれば紹介しますが、あとはキブツ・ボランティアだからこそ楽しめるメリットは各自で作ってみてください。とにかく、まずは行ってみるべしなのです。

ということで、ではまた。今日は英語で、See You !
(英語の日常会話ではGood Byeよりシーユーのほうがフレンドリ一。Good Byeはさよなら。See You ! はまたね。さよならだと、もうあえないかも?  だけと、絶対すぐに会うし、会いたいですもんね。ジャアね!

寝袋のそばに無造作に銃が置いているところは、やはり臨戦国イスラエル。