と、ウンチクが話がちょっと長くなりましたが、今回も国際都市ダイ二ングルームでのデビュー後からのレポートの続き。
食事も無事済まし、いよいよ仕事も朝食後の本番に。フィールドに戻るとメインの仕事はアボガドの苗の草むしり。長さ100メートル、幅60メートルのフィールドにびっしり並んでいるビ二一ル鉢にアボガドの苗が植えてあり、これを高さ2メートルぐらいの幼木になったら市場に出荷しているようですが、その苗ひとつひとつに雑草がビッシリはびこっている。これをただひたすらむしるだけの仕事。ひとつのフィールドに100個、200個? いやそんなものではないだろう多すぎて数えるのも億劫なほど。しかも、それぞれ成長度が違う、苗のフィールドがあと5つもある。
例によってヨッフィおじさんはあのイスラエル・イングリシュで丁寧に教えてくれる。「ユー・ドウ、ライクディス」といって雑草を引っ張るしぐさ。「バット・ドント・プル・ディス。イッツ・ノット・グッド。OK?」といってアボガド苗の芽自体をひっぱってはいけないと教えてくれる。が、さすがにそれは言葉が理解できなくとも理解できるので「OK、OK、I understand」と私はすぐに仕事開始。