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国歌斉唱、スペイン語でOK?
ワールドカップ日本代表チームは残念な結果に終わりましたが、イタリアが優勝して終了したドイツワールドカップ。寝不足の日が続いた人も多かったのでは。

スポーツイベントにつきものなのが、国歌斉唱
「君が代」も、3回聞くことができました。

ところで、最近アメリカで問題とされているのが、スペイン語によるアメリカ国歌斉唱。この現象に、ブッシュ大統領も当惑しているようです。

英語は、アメリカにおいて、事実上公用語とされていますが、法律上の公用語ではありません。ということであれば、スペイン語での国歌斉唱も問題ないようですが、最近の不法移民取り締まり強化傾向から、あまり好ましくない動きのようです。

英語を話さない不法移民の数はどんどん増えているのが現状であり、事実、スペイン語だけで生活できる町もあるようです。しかし現実は、アメリカ市民権を得るためには、英語による面接、そして宣誓が必ず行われます。英語が話せないのであれば、アメリカに移住してこなくてもよい、という姿勢の表れからでしょう。

スペイン語が話せれば生活ができる、とはいえ、ある程度の地位、職を求めるのであれば、英語の読み書き、そして話す能力は必ず必要となります。公立学校の授業は、すべて英語で行われるのが基本のようです。

英語はできなくても生きていける、でもよりよい生活を求めるなら、必ず取得しなければならないスキル、人生のステップアップに欠かせない能力であることは間違いありません。だったらやり残したことはないはずですよね。

さて、次回はいよいよ連載50回目。
なんと、最終回となります。
50回を迎えるにあたって、これまでの感想や、英語に関する私の意見などをちょっぴりお伝えします。